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プラごみ「容器と一括」「分けて回収」、どちらがいい? 現在は「燃やす」の京都市、社会実験

京都新聞 / 2021年7月17日 7時30分

【資料写真】プラスチック製のごみ

 プラスチックによる海洋汚染などが深刻化する中、京都市が家庭から出る文具やハンガーといったさまざまなプラスチックごみの新たな回収方法を探っている。こうしたプラごみを現在は「燃やすごみ」として集めているが、プラマークの付いたプラ製容器包装と一括して回収するか、分けて回収するかを検討中で、今月から市内の一部地域で効果を図る社会実験を始めた。

 6月に成立したプラスチック資源循環促進法は、市町村にプラごみを再資源化するため分別回収するよう求めている。市でも3月、ごみ減量に向けた市循環型社会推進基本計画を策定し、プラごみの回収方法を検討する方針を盛り込んでいた。

 市内の家庭ごみの回収は主に6種類に分かれている。プラごみは現在、生ごみなどと一緒に燃やすごみとして収集されている。一方、プラ製容器包装は分別回収されている。

 市によると、昨年度に集めた燃やすごみには、おもちゃやハンガー、歯ブラシなどプラごみが約7千トン含まれており、分別が進めば再生プラスチック資源になるという。また、プラ製容器包装の回収を巡っては、市民から「プラごみとの区別が付きにくい」といった声が根強くあり、実際の分別実施率も4割にとどまっている。

 社会実験は、市内7地域計約980世帯で行っている。プラごみとプラ製容器包装を分けて集める方法と、プラごみとプラ製容器包装を同じ専用袋で回収する方法の2種類を試しており、分別の実施状況や回収量を調べる。10月末まで続ける予定。

 市は対象世帯に分別方法や意識の変化などについて聞くアンケートも行う。市資源循環推進課は「社会実験によってプラごみの回収量や家庭の負担感などを調べ、回収方法について検討を進めたい」としている。

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