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琵琶湖岸にキッチンカーでにぎわいを 大津「飲食店少ない」声受け実証実験

京都新聞 / 2021年12月1日 9時0分

大津湖岸なぎさ公園の「おまつり広場」で軽食を販売するキッチンカー(大津市島の関)

 琵琶湖岸のにぎわい創出や周遊性の向上を目指し、大津市が11月から大津湖岸なぎさ公園(同市島の関~晴嵐1丁目)にキッチンカーの出店を認める実証実験を行っている。新型コロナウイルスの脅威が続く中、屋外で楽しめる環境づくりにつなげられるかを検証する。

 市が昨年9月に立ち上げた「なぎさ公園周辺魅力向上プロジェクト」の一環で、これまでに水上飛行機の飛行実験などを行ってきたほか、「市民プラザ」エリアの施設整備に向けた分析も進めている。市が公園利用者らに実施したアンケートでは「飲食店が少ない」との声が上がっていたという。

 キッチンカーの実証実験は、琵琶湖ホテル近くの「おまつり広場」、びわ湖ホール東側エリア、「なぎさのプロムナード」で実施しており、12月26日までの土日のほか、平日の一部にもクレープやソフトクリームなど軽食の移動販売車が並ぶ予定。

 11月中旬の「おまつり広場」には、唐揚げやたい焼きなどを販売する2店舗が出店し、家族連れらが行列をつくった。家族3人で立ち寄った近くの女性(35)は「何か飲食店ができたらいいと思っていた。公園がにぎやかになると住民としてもうれしい」と話した。出店した「食品デザイン」(大阪市西成区)の現場スタッフ稲垣末広さん(47)は「琵琶湖岸は一定の売り上げが見込めそうで、別のシーズンも出店できたら」と期待した。

 公園の5カ所の駐車場は12月31日までの期間中、30分まで無料とし、当日最大料金(800円)を設定。市はキッチンカーと駐車場の利用者にアンケートして、今後の施策につなげるという。

 市公園緑地課は「公園はオープンスペースでコロナ禍でも3密を避けて楽しめる。実証実験でよりよい活用方法を検証したい」としている。出店日は、市のホームページで紹介している。

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