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ダイエットに役立つ「マイタケ」の腸活に◎な食べ方

つやプラ / 2018年11月7日 12時0分

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一年を通じて安定した価格で手に入るキノコですが、秋の味覚のひとつに松茸があるように、キノコの旬は秋です。秋には、天然のマイタケやシメジも店頭に並びます。

キノコは、野菜と同じように食物繊維が豊富な食材ですが、実は野菜より腸活に効果的であることをご存じですか? キノコと野菜は、なにが違うのでしょうか? 

健康と美容に役立つ食スタイルを提案して15年の美養フードクリエイターである筆者が、腸活に役立つキノコのひみつをご紹介します。

■野菜とキノコの食物繊維は違う!

野菜やくだもの、キノコ、海藻には食物繊維が含まれています。ひと言で食物繊維といっても、その種類は多様であり、野菜に含まれる食物繊維とキノコに含まれる食物繊維は種類が異なります。

キノコには、β-グルカンと呼ばれる食物繊維が豊富に含まれています。β-グルカンは、さまざまな機能性があるとして研究がおこなわれている食物繊維です。

■野菜より効果大!?キノコが腸活に役立つ理由

キノコに含まれるβ-グルカンは、野菜に含まれる食物繊維であるセルロースより、善玉菌を増やし、悪玉菌を減らして腸内フローラをいい状態に保つ働きの強いことがわかっています。

また、キノコのなかでもマイタケには、他のキノコにふくまれていない「MXフラクション」という成分が含まれています。このMXフラクションには、「食後の糖の吸収を穏やかにする」「コレステロールの吸収を抑える」など、ダイエットのサポートとなる働きのあることがわかっています。まさに食べてキレイになれる食材です。

■腸活になるマイタケの保存法と効果的な食べ方

腸活になるマイタケの保存法と効果的な食べ方

保存法

マイタケは、傷みが早いキノコです。すぐに食べない場合には、小房にわけて冷凍しましょう。調理する際には、解凍すると栄養分が溶け出すので、冷凍のまま使います。

効果的な食べ方

(1)1日50gを目安に食べる

マイタケの効果を得るには、1日50g程度の量で充分なのだそうです。

どんなに身体にやさしい食べものであっても、食べ過ぎはよくありません。適量を守って、飽きずに続ける習慣をつけましょう。

(2)汁物で食べる

食物繊維のなかには、水に溶けだしてしまうものがあります。MXフラクションも水に溶ける性質があります。ですから、煮物や炒め物で食べるよりは、お味噌汁やキノコのポタージュなど、汁ごと全部食べる調理法がおすすめです。

秋に出回る天然マイタケは、とても香りがよく美味しいのが特徴です。旬のマイタケを食べて、美味しく腸活したいですね。

(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ
料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)

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