肌トラブル予防に◎夏に食べたい「アブラナ科の野菜」3つ
つやプラ / 2019年7月6日 12時0分
キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、ダイコン、ハクサイに代表される「アブラナ科の野菜」は、高い栄養価から台所のドクターともいわれ、近年さまざまな研究が進んでいます。
アブラナ科の野菜には、「イソチオシアネート」や「スルフォラファン」などの健康効果や美容効果が期待されている成分が含まれています。
ベジ活アドバイザーの筆者が、夏におすすめの「アブラナ科の野菜」を3つご紹介します。
■美白・アンチエイジングに「ブロッコリースプラウト」
ブロッコリースプラウトに多く含まれる「スルフォラファン」には、解毒力と抗酸化作用を高めることができます。スルフォラファンには、「チロシナーゼ」の活性を抑制することによりメラニンの生成を防ぐため、シミそばかすを予防して美白にも役立ちます。
スルフォラファンを効率よくとるためには、生のままよく噛んで食べることが良いのだそうです。洗ってすぐ食べることができるので、サラダなどに活用してみましょう。
■夏のダイエットに「キャベツ」
菓子パンなどと比べると、野菜は必然的に噛む回数が多くなります。よく噛むことは満腹中枢を刺激して暴飲暴食の予防になると考えられています。
ダイエット中におすすめしたい野菜は「キャベツ」です。洗ってそのまま食べることができる簡便性と、いろいろな料理に使うことができる汎用性も魅力の野菜です。
ダイエット効果を高めたいなら、食事の最初に食べると良いです。野菜ファーストには、食後血糖値の急上昇を抑制する働きがあるからです。芯の部分も栄養があるので、削ぎ切りにしたりして活用しましょう。
■美肌・風邪予防に「ブロッコリー」
ブロッコリーには「β-カロテン」「ビタミンC」「ビタミンE」「葉酸」「食物繊維」など、多くの栄養素が含まれています。
そのなかでも「β-カロテン」は、必要に応じて「ビタミンA」に変換されます。皮膚や粘膜を丈夫に保つ働きがあり、肌のカサつきや肌荒れ改善、免疫力強化にも効果が期待できる栄養素の1つです。
緑黄色野菜のなかでも「ビタミンC」の含有量が多く、ブロッコリー4分の1株(約50g)で1日に必要なビタミンCの摂取量をおぎなえるほどといわれています。抗酸化作用も高く、夏の美肌作りに役立つ野菜です。
いかがでしたか? 最近注目されている「アブラナ科の野菜」。夏のトラブル回避にもお役立てください。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵
「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)
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