合わない食材で便秘悪化?薬膳師直伝「便秘タイプ別対処法」

つやプラ / 2019年9月19日 20時30分

便秘になると、「お腹が張ってツラい」「ニキビができて、鏡を見るのが憂うつ」など、美容や健康面でさまざまな不調が起きやすいです。問題なくお通じがあるのが理想ですが、便秘でお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そんな便秘ですが、実はさまざまなタイプがあるというのはご存知でしたか? タイプにあわない食材を食べていると、なかなか便秘が改善されないこともあるのです。

国際薬膳調理師の筆者が、薬膳の目線で「便秘のタイプの見極め方と対処法」についてご紹介します。

■お腹が張りやすい「ストレス便秘」

□お腹が張りやすい

□ゲップがでやすい

□便が硬い

上記の項目にチェックが多くあてはまる方は、「気(き)」の巡りが悪くなってしまったストレス便秘タイプです。

気とは、私たちの身体を動かしてくれるエネルギーのことです。この気は、十分な量がありスムーズに巡っていることで、私たちの身体は元気な状態をキープできると中医学(中国伝統医学)では考えられています。

しかし、ストレスがたまると気の巡りが悪くなり、そこから熱がうまれてしまいます。熱がうまれると腸内のうるおいが減ってしまうことから、便秘になってしまいます。

なので、このタイプの方は身体の熱を冷まして、気の巡りを良くしてくれる食材がおすすめです。

気の巡りを良くしてくれる食材

・大根

・セロリ

・シソ

・三つ葉

・みかん

・柚子

・グレープフルーツ

・ジャスミン茶

■疲労がたまっている「エネルギー不足便秘」

□だるさを感じることが多い

□疲れやすい

□排便の時に、いきむと疲れる

上記の項目にチェックが多くあてはまる方は、気の量が足りないエネルギー不足の便秘タイプです。

気についてはストレス便秘のところでお伝えしましたが、このタイプは身体にエネルギーを与える気の量が少なくなっているため、身体がとても疲れています。そのため、便を押し出す力が弱まり、便秘になってしまうのです。

気が足りなくなる原因は、働きすぎや寝不足、食事の量が少ないことがあげられますので、気をおぎなえる食材を食べることと、睡眠をとれるスケジュール管理を意識してみてくださいね。

気をおぎなう食材

・お米

・山芋

・じゃがいも

・かぼちゃ

・キャベツ

・鶏肉

・エビ

■お腹が冷えて胃腸の働きがダウンしている「冷え便秘」

□手足が冷たい

□エアコンが苦手

□甘いものが好きでよく食べる

上記の項目にチェックが多くあてはまる方は、身体が冷えている可能性があります。冷えは、さまざまな不調を招くといわれています。腸が冷えることで食べものを消化する働きが弱り便秘になってしまうので、冷えをあなどってはいけません。

冷える原因は、「冷たい飲み物を好んで飲む」「白砂糖を使ったスイーツの食べ過ぎ」などが挙げられますので、身体を温める食材をたっぷり摂り入れて、温かい食べ物を口にするように心がけましょう。

身体を温める食材

・エビ

・ニラ

・かぼちゃ

・ネギ

・パクチー

・生姜

・にんにく

・シナモン

・紅茶など

いかがでしたか? 便秘といってもさまざまなタイプがありますので、ご自身の体質にあわせて食べる食材を変えることが大切です。自分の体質にあった食材を味方につけてくださいね。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口ゆうみ
自ら抱えていた不調を、薬膳に出合い克服したことをきっかけに、同じ悩みを抱く女性の助けになりたいと思い、スクール歴代トップ5に入る成績で資格を取得。体質カウンセリング、レッスン、イベント開催の他、薬膳コラムも執筆中。簡単にできる薬膳の知恵をお届けしています。)

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