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夏むくみの原因「隠れ脱水」対策に!スイカを食べるべき理由

つやプラ / 2019年8月21日 12時0分

「夏になるとむくみやすくなる」と感じている方は多いのではないでしょうか? むくみの原因はいろいろありますが、かくれ脱水もむくみを引き起こす一因となります。

汗をかきやすい季節、かくれ脱水を予防してむくみにくい身体づくりには、「スイカ」がおすすめです。なんとスイカは、牛乳より水分が多いのだそうですよ!

健康と美容に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、かくれ脱水対策にスイカがおすすめな理由をご紹介します。

■かくれ脱水でむくむのはナゼ?

「かくれ脱水」とは、脱水症の症状がでていないものの、身体の中の水分が足りていない状態のことをさします。

むくみは、身体に余分な水分がたまった状態ですから、脱水とは無縁な気もしてしまいますが、実は逆。身体の中に必要な水分、つまりミネラルを含む体液が不足することで、本来排出されるべき老廃物を含んだ水分が身体に溜まってしまい、むくみを引き起こしているのです。

■かくれ脱水対策にスイカがおすすめな理由3つ

かくれ脱水対策にスイカがおすすめな理由3つ

(1)カリウムで水分バランスを正常に

汗を出すことで、身体から失われるのは水だけではありません。ナトリウムやカリウムなどのミネラルも失われてしまいます。

ナトリウムとカリウムは、共に働いて体内の水分バランスを保っています。そのため、発汗でバランスが崩れると、むくみやすい状態になってしまいます。

スイカには、ナトリウムとカリウムが含まれていて、とくにカリウムが豊富で、汗によって失われたミネラルを補給します。

(2)シトルリンで血液の流れをスムーズに

スイカの注目成分であるシトルリンは、アミノ酸の仲間で血液中に存在し、血管を刺激して血液の流れをスムーズにする働きがあります。

エアコンなどで身体が冷えて血流が滞ることもむくみを引き起こす一因となりますから、スイカを食べて血液の流れをスムーズに保ちましょう。

(3)β-カロテンで細胞を元気に

スイカの赤はβ-カロテンの赤。β-カロテンは紫外線などで体内に発生する活性酸素のダメージから細胞を守ります。

活性酸素によって細胞がダメージを受けると、本来の働きができず身体の機能が低下してしまいますから、紫外線が強い夏は意識して摂りたい栄養素ですね。

スイカの約90%は水分。これは、牛乳より水分が多いのだそうです。身体に必要なミネラルと水分を同時に補給できるスイカを、この夏はたっぷり食べて、むくみ知らずで過ごしたいですね。

(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ
料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ベジフル発酵ジュースとレシピ」(2018年・日東書院本社)、「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)

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