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秋の乾燥に慌てないために!今すぐ始めたいリカバリーケア

つやプラ / 2019年9月22日 19時30分

これから乾燥シーズンがやってきますね。夏の間、油断して保湿を怠っていた肌が一気に乾燥し始めます。

スキンケアアドバイザーの筆者が、乾燥シーズン前から始めておくべきスキンケアをご紹介します。

■肌は、夏の間も乾燥している

夏の間は、強い紫外線を浴びたり、エアコンで冷えた部屋や扇風機の風にあたって靴下を履かないで過ごし、「保湿はしない」という方は多いと思います。

しかし、夏の間も保湿をしないと、紫外線がコラーゲンなどを作る細胞をキズつけ、エアコンが肌の水分が奪い、裸足で過ごしたかかとがカチカチになっているかもしれません。

■乾燥シーズン前からはじめておくべきスキンケア

(1)秋冬も保湿効果のある日焼け止めを使う

秋冬も日焼け止めを使う

乾燥を含め、肌老化の大敵はやはり「紫外線」です。夏が終わっても、日焼け止めは一年中使用しましょう。

デイリー使いならSPF10~30/PA++程度で充分です。秋冬の間は汗をかくことも少ないと思いますので、クレンジングが必要なウォータープルーフタイプでなく、お湯や石鹸で簡単に洗い流せて保湿効果もある日焼け止めがおすすめです。

(2)乾燥シワには、「セラミド」配合アイテムを

乾燥によるシワには、肌のバリア機能に必須の“セラミド”を高配合した化粧品がおすすめです。

外的刺激から肌を守ってくれる“セラミド”は、乾燥によるシワ対策となるのはもちろん、乾燥するこれからの季節特有の肌トラブル改善にも効果が期待できます。顔だけではなく、全身の肌ケアにもおすすめです。

(3)硬くなったかかとは角質ケアを

硬くなったかかとは角質ケアを

夏はサンダルで過ごすことが多く、足も紫外線を直接浴びるのに、日焼け対策を忘れがちですよね。靴下を履かない時間も多かったことから、「あれ?冬より、かかとがカチカチ」「足全体がカサカサしてる」と感じることもあると思います。

セルフでの角質ケアを間違った方法で行うと、状態を悪化させたり、さらなるトラブルの原因になったりする場合があります。本格的な乾燥シーズンが到来する前にフットケアサロンやネイルサロンに行き、プロの手で夏に蓄積された角質のケアをしてもらいましょう。

きちんと角質ケアをして保湿もしっかりしているのにかかとの乾燥が悪化したり改善されない場合は、“かかと水虫”の可能性もありますので、医師に相談してみましょう。

(4)外からの浸透は角層まで。内側からも乾燥対策を

化粧品はバリアだけ。内側からも乾燥対策を

ほとんどのスキンケア化粧品の広告では、「美容成分が肌に浸透」と書いてあっても、どこか端の方に小さく「※角質層(または角層)まで」と書かれていることが多いものです。

上記の図は皮膚の断面図を表していますが、皮脂膜は名前の通り汗や皮脂の膜で、その下にあるのが角質層(角層)です。

角質層の厚さは部位によっても異なりますが、約0.02mmほどです。キッチンで使うラップフィルムと同じくらいの薄さです。そのため、「※角質層(または角層)まで」と記載のある化粧品は、肌の本体となる真皮までは届いていません。

ですから、肌を外から守るだけではなく、内側からも乾燥対策をしなければいけません。乾燥肌を防ぐためには、大豆や肉、魚などに含まれる「コラーゲンなどのタンパク質」、えごま油などに含まれる「オメガ3系などの必須脂肪酸」、「ビタミンA」「ビタミンB群」「ビタミンC」「ビタミンE」などが含まれる食品を摂取するように心がけてください。

これらの成分を手軽に摂りたいなら、美容ドリンクやサプリメントなどもおすすめです。

いかがでしたか? 夏の間に肌は思ったよりもダメージをうけているので、今からしっかりリカバリーしましょう。秋冬の本格的な乾燥シーズンも、うるおった肌で快適に過ごせるように準備しておきましょう。

(トータルビューティーマニキュアリスト/ネイルサロン・スクールSherry Dolce代表/日本ネイリスト協会本部認定講師/スキンケアアドバイザー/コスメコンシェルジュ 沖りか
全国各地でプロ向けネイルアートセミナーを開催/雑誌STORYで読者モデルもやっている美容&ファッションマニア。)

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