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秋は白い食材で内側から潤いを!薬膳的・夏疲れを癒す食材

つやプラ / 2019年9月22日 12時0分

朝晩の風が少し涼しく感じる日が多くなってきました。秋のライフスタイルや食材に変えていきたいところですが、その前に夏の疲れをしっかりケアしましょう。

国際薬膳調理師である筆者が、夏の疲れを癒す食材をご紹介します。

■夏の疲れを残さないために食べたい食材5つ

(1)キノコ類

エネルギーをおぎない、免疫力を高めてくれる働きがあります。そのため、夏の疲れによるエネルギー不足な身体にぴったりです。また、免疫力を高めてくれるので、季節の変わり目の体調不良対策にもなります。

さまざまなキノコを買って冷凍しておくと、スープや炒め物、炊き込みご飯などの料理に使えるので便利です。冷凍庫にストックしておきましょう。

(2)じゃがいも

エネルギーをおぎない、胃腸の働きを高めます。中医学(中国伝統医学)では、胃腸のことを脾(ひ)といいますが、脾は食べた物を栄養に変えて全身に届ける働きをしています。

なので、脾が不調だとせっかく食べた食材をエネルギーに変えることがむずかしくなります。その結果、免疫力が弱まって疲れやすくなってしまいます。

じゃがいもには、その脾の働きを高めて疲れを癒す作用が期待できるので、積極的に摂るようにしましょう。

(3)さつまいも

じゃがいも同様、脾の働きを高めてエネルギーを与えてくれる作用が期待できます。「なんだか疲れがとれない」「食欲が湧かない」という時にサポートしてくれる食材です。

さつまいもは、身体を温めも冷やしもしないマイルドな性質なので、どの体質にも合います。なので、比較的とり入れやすい食材です。

ご飯と一緒に炊いたり、煮物にしたり、お味噌汁に入れたりと幅広く活躍してくれますので、スーパーで見かけたら手にとってみてくださいね。

(4)れんこん

「秋は、白い食材を食べるといい」と薬膳の世界ではいわれています。白い食材にはうるおいを与える働きがありますので、夏に失われた水分をおぎなってくれます。

秋は乾燥や空咳がでやすい季節ですので、白い食材である「れんこん」を食べて内側からうるおいを与えましょう。身体を冷やす性質があるので、身体を温める「たまねぎ」や「しょうが」「にんにく」などと一緒に調理するとよいでしょう。

(5)梨

れんこん同様、梨も白い食材ですのでうるおいを与えてくれます。

こもった熱をクールダウンしてくれますので、これからの季節にフルーツを食べるなら梨を選びましょう。この時期に熱をクールダウンしておかないと、肌が乾燥しやすくなってしまいます。

梨は身体を少し冷やす「涼性(りょうせい)」という性質ですので、身体が冷えやすい方は煮詰めてジャムにしたり、シナモンを入れてコンポートにするなど、加熱していただくことをおすすめします。

秋は過ごしやすい季節なので、お出かけをすることも多いはずです。しかし、元気な身体でないと、せっかくのおでかけも楽しめないですよね。ご紹介した食材をとり入れて、夏の疲れを癒して元気に秋を過ごしましょう。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口ゆうみ
自ら抱えていた不調を、薬膳に出合い克服したことをきっかけに、同じ悩みを抱く女性の助けになりたいと思い、スクール歴代トップ5に入る成績で資格を取得。体質カウンセリング、レッスン、イベント開催の他、薬膳コラムも執筆中。簡単にできる薬膳の知恵をお届けしています。)

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