便秘もむくみもすっきり?管理栄養士がバナナを勧める理由3つ
つやプラ / 2020年3月5日 12時0分
皆さん、バナナはお好きですか? 糖質制限ダイエットが流行っている昨今、糖質の多いバナナはダイエッターから敬遠されがちです。
ですが、バナナは栄養価が非常に高い果物です。摂取することで美肌効果や貧血対策、便秘予防等の働きが期待できます。
管理栄養士である筆者が、バナナの美容と健康に嬉しい効果をお伝えします。
■便秘改善を助ける「食物繊維」が豊富
少し太めのバナナは、皮を含めて1本約180gくらいあります。皮をむくと4割ほど重量が減り、約100gになります。
バナナには、「食物繊維」が1.1g(可食部100g中)含まれています。1本食べることで食物繊維を1.1g摂取することができます。
食物繊維には便秘改善効果が期待できるので、便秘にお悩みの方は食べてみてください。
■腹もちの秘訣は「糖質のバランスの良さ」
熟したバナナには、「ブドウ糖」「果糖」「ショ糖」「デンプン」といった糖質が含まれています。吸収してすぐにエネルギーになる「ブドウ糖」と、ゆっくりと吸収される「デンプン」が含まれているため、すぐに使えるエネルギーと持続性のあるエネルギーを補給できると考えられています。
スポーツ選手のおやつとして、または朝食に摂取するのに適しています。バナナは果物類のなかでは代謝に関わる「ビタミンB群」が多く、特に「ビタミンB6」を0.38mg(可食部100g中)含むため、エネルギーに変換しやすくなります。
■むくみ予防をサポートする「カリウム」が豊富
バナナは「カリウム」を360mg(可食部100g中)含みます。これは、果物や野菜のなかでトップクラスに入るほど多い量です。ほかの果物や野菜と比較すると、「スイカ:120mg・いちご:170mg・きゅうり:200mg(いずれも可食部100g中)」となり、バナナの含有率の多いことがわかります。
カリウムは「ナトリウム」を体外に排出する作用があるので、むくみや高血圧予防のサポートをしたり、筋肉の収縮をスムーズに動かす作用が期待できます。
スーパーやコンビニ等で手軽に手に入る「バナナ」は、栄養価がとても高い果物です。食欲のない朝や、ちょっと小腹がすいた時に、エネルギー補給として食べることをお勧めします。
(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわえりな
「すべての女性は美しい」をモットーに「食べる」ことを通して自分らしく育児も自分磨きも楽しむメソッドを提案。)
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