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薬膳味噌汁で冷え対策!体ポカポカ「ニラたまキノコ味噌汁」

つやプラ / 2020年1月27日 20時30分

写真

寒い時期に恋しくなるのが「あったかい味噌汁」ではないでしょうか? 実は、味噌汁も立派な薬膳になります。

薬膳ライフバランスプランナーである筆者が、この季節にぴったりな身体をポカポカ温める味噌汁レシピをご紹介します。

■薬膳は味噌汁でもできる!?

「薬膳はレシピがむずかしそう」と思われがちですが、特別な食材を使わなければいけないということもなく、複雑なレシピでなくてもOKなのです。

薬膳は、自分の体調や体質に合わせて食材を選んで組み合わせていくことを重要視しています。ですので、いつも飲んでいる味噌汁もご自身の不調を緩和する食材をチョイスして作ることで、立派な薬膳食になります。

■「身体をポカポカ温める薬膳味噌汁のレシピ」

身体の芯から温まる!「ニラたまキノコ味噌汁」

身体の芯から温まる!「ニラたまキノコ味噌汁」

材料(作りやすい分量)

・ニラ 3束

・たまご 1個(お好きな方は2個でもOK)

・お好きなキノコ 50g

・生姜 1かけ

・じゃがいも 1個

・だし汁 800mL(だしパックなどでもOK)

・味噌 大2

作り方

(1)ニラは2㎝幅に切り、じゃがいもはサイコロ状の大きさに切っておきます。キノコは石づきを切り落とし、生姜はすりおろしておきます。

(2)沸騰しただし汁にすりおろした生姜とじゃがいもを入れ、じゃがいもに火が通るまで煮ます。(時間がない時は先にじゃがいもをレンジでチンしてもOKです。)

(3)じゃがいもに火が通ったら、ニラ、キノコを入れてさっと煮ます。火をとめて味噌を溶いて入れ、卵を入れてひと煮立ちさせたら完成です。

■「ニラたまキノコ味噌汁」の薬膳ポイント

「ニラたまキノコ味噌汁」の薬膳ポイント

生姜

生の生姜は発汗作用が強いのですが、温め効果を持続させる作用は弱いといわれています。そこで、加熱をすることをおすすめします。

だし汁を煮立たせる時に一緒に入れて、じっくり加熱させましょう。

ニラ

身体を温める作用が高いニラと生姜をふんだんに使いました。

冬は「腎(じん)」という成長ホルモンをつかさどる臓腑が弱りやすいと、薬膳のベースになっている中医学の世界ではいわれています。腎が弱ってしまうと、冷えや老化につながる場合があります。

ニラは、腎をいたわってくれる食材です。この季節には、ニラや生姜をたっぷり使った味噌汁をお召し上がりください。

じゃがいも・キノコ類

じゃがいもやキノコ類は生命エネルギーである「気(き)」をおぎない、胃腸の調子を整えてくれる働きがあります。

気が減って胃腸が元気に働かないと冷えにつながるといわれていますので、いも類やキノコ類はたっぷりといただきましょう。

いかがでしたか? 味噌汁は簡単な料理ですので、気負わず毎日の生活にとり入れることができるのではないでしょうか。寒い季節にぴったりな薬膳味噌汁を、ぜひ作ってみてくださいね。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口ゆうみ
自ら抱えていた不調を、薬膳に出合い克服したことをきっかけに、同じ悩みを抱く女性の助けになりたいと思い、スクール歴代トップ5に入る成績で資格を取得。体質カウンセリング、レッスン、イベント開催の他、薬膳コラムも執筆中。簡単にできる薬膳の知恵をお届けしています。)

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