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菜の花は台所のドクター?免疫力UPに菜の花を食べるべき理由

つやプラ / 2020年2月29日 12時0分

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菜の花やキャベツ、ブロッコリーなどに代表されるアブラナ科の野菜は、台所のドクターともいわれるほど高い栄養素が含まれています。

春の野菜として知られる「菜の花」ですが、春の季節を運ぶ野菜として12月くらいから少しずつ出回り始め、3〜4月ごろには旬の時期が終わってしまう野菜です。野菜のなかでもバランスのよい栄養が特徴の菜の花を旬の時期に食べることで、季節の変わり目の不調を軽減してくれるかもしれません。

ベジ活アドバイザーの筆者が、菜の花が免疫力や抵抗力強化に役立つ理由を3つご紹介します。

■菜の花が免疫力や抵抗力強化に役立つ理由3つ

(1)「β-カロテン」「ビタミンC」が豊富

菜の花には体内で必要に応じてビタミンAに変換される「β-カロテン」が多く含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫力を高める働きがあると考えられています。

抵抗力強化に役立つ「ビタミンC」の含有量は、野菜のなかでもトップクラスを誇ります。抗酸化作用が高い「ビタミンE」、造血のビタミンとの別名をもつ「葉酸」のほか、女性が不足しがちなミネラルである「鉄」や「カルシウム」などを含み、バランスよく栄養をとることができる野菜です。

(2)善玉菌を増やす「食物繊維」が豊富

免疫力の6〜7割は腸にあるため、腸内環境を良好に保つことは免疫力の低下を防ぐことにつながります。

菜の花には、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」どちらも豊富に含まれています。食物繊維のなかでも水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサとなり善玉菌を増やす働きがあるということがわかっています。

善玉菌を増やすためには食物繊維のほかにも、発酵食品やタマネギ、バナナ、はちみつなどに含まれている「オリゴ糖」を一緒に摂るようにするとよいでしょう。野菜いっぱいの具沢山お味噌汁のなかに菜の花やタマネギなどを加えてあげてもいいですね。

不溶性食物繊維も腸内の蠕動運動を促進する働きがあるので、菜の花を食べることで腸内環境を整える働きが期待できますね。

(3)台所のドクターとの別名があるほど栄養価豊富

菜の花をはじめ、キャベツやダイコン、ブロッコリーなどに代表されるアブラナ科の野菜は、「台所のドクター」といわれるほど栄養価が高いです。アブラナ科野菜に多く含まれている「イソチオシアネート」という抗酸化作用が高い辛味成分も、健康を保つサポートをしてくれるそうです。

菜の花は旬の時期を逃がすとなかなか出会うことができない野菜なので、気になる方はぜひ活用してみてください。

免疫力を高めるためにはバランスのよい食事と睡眠が大前提ですが、そのなかで、こういった旬の野菜も食事に活用していくことをおすすめします。

(ベジ活アドバイザー 生井理恵
「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)

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