見て触れて肌を観察！必要なケアが分かる肌状態チェック法

どんな人も、スキンケアやメイクをする際には鏡を見ているはずです。でも、きちんと自分の肌状態をチェックしながら見ている人は、意外と少ないのではないでしょうか。自分の肌状態を把握して適切なケアをするためには、毎日肌状態をチェックをすることが大切です。

コスメコンシェルジュの筆者が実践している、肌状態をチェックするタイミングとポイントをご紹介します。

■チェックするタイミング

朝起きてすぐ

朝の肌は、昨晩のスキンケアの成果が感じられます。洗顔前に今日の肌状態をチェックしましょう。

「ベタついていないか」「乾燥していないか」「吹き出物や毛穴の状態」など、気になるところを上げていきます。朝起きて自分の肌と向き合うことで、その日の肌状態に合わせた洗顔料とスキンケアアイテムを選ぶことができます。

日中

お昼を過ぎるとメイク崩れが気になりますよね。パパッと手短にメイクを直してしまわず、何が原因で崩れているかを探りましょう。

毛穴が開く原因が「乾燥」なのか「皮脂が多く出ているから」なのかで、対処法は異なります。間違ったメイク直しをすると、すぐにまた崩れてしまいます。

クレンジング後

メイクや老廃物など、一日の汚れを落とすクレンジング。

その日の汚れは、その日のうちにきちんと落とすことが大切です。クレンジング後の肌は無防備な状態なので、肌チェックのやりがいがあります。

「乾燥を感じたらクリームを足す」「ざらついていたら拭きとりローションを使う」「肌疲れが気になったらシートマスクを投入する」など、毎日のスキンケアアイテムを肌の状態に合わせてカスタマイズしましょう。

■チェックの仕方

目で見る

メイクをする時は鏡をじっと見つめていますが、目や唇などのパーツに注目していて、肌状態の確認がおざなりになってはいませんか？　まずは、1分ほど自分の肌と向き合ってみましょう。

肌状態を目で確認するには自然光の下が適しています。日差しが入りにくい部屋などでは、自然光と電気の明かりの両方でチェックすることがおすすめです。

触れてみる

肌のざらつきやごわつきは、目で見るより触れた方がわかりやすいです。清潔な手でやさしく触れて、肌の状態を確認しましょう。

この時、目を閉じて手触りに集中すると、少しの変化にも気がつきやすくなります。

目で見てチェックする時に拡大鏡を使えば、よりはっきりと細部まで見ることができます。また、手荒れをしていると肌を傷つけてしまう場合があるので、ハンドケアも念入りに行いましょう。

（美容ライター／コスメコンシェルジュ／ナチュラルビューティスタイリスト　稲毛登志子
日本化粧品検定1級を取得後、複数のwebメディアで記事を執筆。「女性はいつでも、いつまでも輝き続けられる」をモットーに情報を発信中。）