エステティシャン直伝!シワを増やさない日常生活のポイント
つやプラ / 2020年6月26日 19時30分
年齢とともに存在感を増していく「シワ」。そもそも、シワはなぜできるのでしょうか?
エステティシャンの筆者が、シワができる原因をご紹介します。
■乾燥
目元の小ジワや、ちりめんジワにダイレクトに影響しやすいのが、肌の乾燥です。肌が乾燥していると、表情シワなどの深いシワにもつながりやすくなります。
革のバッグが乾燥するとひび割れてきたり色あせたりするように、人も乾燥するとシワが入りやすくなります。シワが増えてツヤがなくなると、くすんだ顔色になってしまいます。
シワ予防や対策には、保湿が大切です。とくにアラフォー女性は、適度な油分補給がシワ対策となり、ツヤやなめらかさのキープにつながります。
■紫外線
紫外線は、肌の奥の真皮層にある「コラーゲン」や「エラスチン」といった組織を破壊します。コラーゲンやエラスチンはハリや弾力を司り、これらが減るとシワやたるみの原因につながります。
コラーゲンやエラスチンは加齢とともに減っていきますが、紫外線を浴びることで現象や変質が加速する場合があります。若々しい肌を守るためには、年間を通しての紫外線対策が欠かせません。
■筋肉の衰え
加齢により筋肉が衰えると、ほうれい線ができたり、太っていないのに二重あごになったりすることがあります。
また、筋肉が衰えるだけではなく柔軟性がなくなることで、表情ジワが進行しやすくなります。筋肉の強張りをとることも大切です。
■姿勢の悪さ
猫背によって筋肉をうまく使えていない姿勢が長く続くと、首のシワや二重あごなどが加速することもあります。うつ伏せ寝や片側を向いて寝る姿勢でほうれい線や目尻のシワに左右差が出たり、シワが深くなる場合もあります。
姿勢の悪さは、身体の循環を悪くさせ、おでこや眉間のシワが悪化する要因にもつながるので、なるべく普段から正しい姿勢を意識し、左右対象に身体を使うように心がけましょう。
■栄養不足
肌を作る材料は、主に食事からとっています。とくに、「タンパク質」が不足すると健康な肌が作られにくく、シワやたるみの原因にもなりやすいものです。
普段からバランスの良い食事を心がけましょう。
シワ対策にはスキンケアや化粧品ももちろん大事ですが、肌表面のケアだけではむずかしい場合があります。普段の自分を見直しつつ、気になるところから意識して、日々の生活を送りましょう。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美)
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