ヤセ菌が増える!?美肌もダイエットも叶えるポリフェノール
つやプラ / 2020年7月8日 12時0分
優れた抗酸化作用があることで知られるポリフェノールは、移動することができない植物が、紫外線や害虫から自らを守るために持っている成分です。
さまざまな種類のあるポリフェノールですが、そのなかには、腸内フローラを改善してヤセ菌を増やす働きがあるものも存在するのだとか!? この夏ダイエットしたい方は、ポリフェノールがポイントになるかもしれません。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、ヤセ菌を増やす働きのあるポリフェノールについてご紹介します。
■ヤセ菌とは?
ヤセ菌とは、特定の腸内細菌をさすものではありません。水溶性食物繊維などを発酵分解する際に「短鎖脂肪酸」を産生する腸内細菌をさす造語です。
短鎖脂肪酸は、大部分が大腸のエネルギー源として消費されます。そして一部には、「食欲に関わるホルモンの分泌をコントロールする」「脂肪細胞への脂肪の取り込みを抑える」「交感神経を刺激して脂肪の燃焼を促す」などの、総合的な肥満の予防効果が期待されています。
ゆえに、ヤセ菌が元気な腸内フローラを持つ人は、同じものを食べても太りにくいヤセ体質であるといえます。
■ポリフェノールでヤセ菌が増える!?
クロロゲン酸、アントシアニン、エラグ酸、カテキンなど、さまざまな種類があるポリフェノールですが、このポリフェノールの中のプロシアニジン類と呼ばれるポリフェノールを摂ることで、腸内フローラが改善され、短鎖脂肪酸を産生するヤセ菌が増えることがわかっているのだそうです。
ポリフェノールは、紫外線やストレスで体内に過剰に発生した活性酸素の害から細胞を守る働きもありますから、とくに紫外線が強くなるこれからの季節は、積極的に取りたい成分です。ヤセ菌が増えるなら、なおさらですね。
■ポリフェノールを多く含む食べ物&摂り方
プロシアニジン類を多く含む食べ物
リンゴ・ブドウ・ナッツ・カカオ・黒豆・赤ワイン・シナモンなど
プロシアニジン類の摂り方
(1)加熱しない
プロシアニジン類は加熱に弱いポリフェノールです。できるだけ加熱せずにとりましょう。
(2)こまめに取る
一般的にポリフェノールは水溶性のため、体内に蓄積されにくい成分です。一度にたくさん摂るのではなく、朝・昼・晩などに分けてこまめに摂りましょう。
お肌もスタイルもケアしてくれるポリフェノール。薄着となる夏のためにも、積極的に取り入れたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
免疫ケアで注目の「短鎖脂肪酸」って何? 上手に増やす方法などを伝授します!
イエモネ / 2024年4月21日 10時0分
-
更年期からあと、女性は「動脈硬化」のリスクがハネ上がる…腸内環境を何とかしておいたほうがいいこれだけの理由
OTONA SALONE / 2024年4月4日 21時0分
-
女性ホルモン減少の不調対策に!40・50代が意識すべき食事のポイント
つやプラ / 2024年3月29日 12時0分
-
【名医が教える腸活】「ご長寿地域の高齢者」に多い腸内細菌…「酪酸菌」を増やす“医師おすすめの食材”
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年3月29日 7時30分
-
パフォーマンス後のアスリートの腸内細菌は、酪酸菌などの有用菌が大幅に減少している!?知っておきたいスポーツや運動と腸内細菌の関連について
PR TIMES / 2024年3月27日 12時45分
ランキング
-
1Wi-Fiルーターの寿命ってどれくらい? 買い替えを検討するべきサインはありますか?【専門家が解説】
オールアバウト / 2024年4月22日 21時25分
-
2流行りの調理法も実はNG? 炊飯器が壊れやすくなる使い方5選【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年4月23日 21時15分
-
3「しまむらグループ大創業祭」を開催、豊富な商品をお得に - 4月24日よりスタート
マイナビニュース / 2024年4月24日 10時37分
-
4納豆のタレやワサビなどの余った小袋調味料は、どう処分すればいい? 正しい捨て方と活用法
オールアバウト / 2024年4月23日 20時15分
-
5家のネット回線が遅いです。中継機かメッシュWi-Fiの導入を検討しているのですが、どちらがいいですか?
オールアバウト / 2024年4月23日 21時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください