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髪型が決まらない原因は薄毛!?髪のエイジングのチェック法

つやプラ / 2021年1月9日 20時30分

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大人になるにつれ「昔のように髪型がきまらない」と悩み、ヘアスタイルに悪戦する機会が増えてはいませんか? アラフォー以降の年齢で髪型がきまらないのは、エイジングによる変化が起きているサインかもしれません。脱毛とまでいかなくても、毛が細くなったり柔らかくなることで、今までのフォルムが作りにくくなっているのです。

ただし、女性の場合は男性のようにわかりやすい脱毛が起こりにくく、「なんとなく薄毛な気がする」というモヤモヤや不安を抱えやすいようです。

ヘアライター&ヘアジャーナリストの筆者が、エイジング毛のケア方法をご紹介します。

■薄毛の見極め方

髪のエイジングによる薄毛が進んでいるかどうか、自分ではわかりにくいという人もいるでしょう。

そこで、特徴的な髪の変化をご紹介します。当てはまるものがあるか、チェックしてみましょう。

□生え際の端(眉尻上)の毛を引き上げた時、他と比べて量感が少ないと感じる。

□トップに手のひらをやさしくのせた時、厚みが減ったと感じる。

□表面にうねっている毛がある(うねってきた)。

□前髪を作っても、3週間ぐらいするとペラペラになったように感じる。

□後ろでキュッとしばった時、サイドの厚みがなくペタンとしてる。

□コシがなくなり、まとまりにくい。

□季節の変わり目でない時も抜け毛が多い。

□毛が細くなったように感じる。

上記のような変化をひとつでも感じたら、薄毛のサインだと思いましょう。男性の場合は生え際や頭頂部など、部分的に髪が薄くなってきますが、女性の場合は全体的に髪が減っていく「びまん性脱毛症」の場合が多いです。

この他、髪全体にハリ・コシがなくなり細毛になることで、ボリュームダウンするケースが目立ちます。

■ホルモンの減少がヘアロスに関係する!?

女性ホルモンの「エストロゲン」は、髪の成長を促進する働きがあります。また、地肌の弾力を保つ「コラーゲン」の量を女性ホルモンがアップさせることで、頭皮の厚みを保つ「ヒアルロン酸」の増加も期待できます。弾力と適度な厚み、柔らかさのある頭皮は、髪の栄養を届ける血流も流れやすくなるため、健康的な毛髪作りに欠かせません。

しかし残念なことに、この女性ホルモンは年齢と共に減少し、妊娠や出産、更年期においても減少します。その結果、女性は一生のうちで抜け毛や薄毛になりやすいタイミングが複数回あるといわれます。

■大人女性でも、対策次第では健康毛が生えてくる

髪のボリュームが減ったり薄くなっても、ヘアスタイルを楽しむことまで諦める必要はありません。対策次第ではまだまだ健康毛が生えてくる年齢です。肌を労わるように頭皮をケアすれば、今より強い毛髪は十分期待できます。

以下のようなケアをとり入れ、今までよりお手入れの幅を広げる努力をしてみましょう。

髪より頭皮ケアに力を入れる

若いころは髪の質感をいかにつやっぽく保つかが勝負でしたが、つやプラ世代は髪を作る土壌である「頭皮」に着目しましょう。

頭皮の汚れをしっかり除去し、内側に栄養を投入することで土壌が整うと、今より健康的な毛髪が生えやすくなります。

エイジング対策ができるシャンプーを使用する

エイジングシャンプーは保湿力があり、洗浄力のやさしいアミノ酸系のものが多いです。アミノ酸系の見分け方がわからない時は、成分表に「ココイル~」や「ラウロイル~」と記載されていますからチェックしてみてください。

頭皮や髪に良い栄養成分を配合しているものも多く、髪を洗いながら頭皮ケアを行うことができます。

ノンシリコンタイプを選ぶ

コンディショニング作用のある「シクロペンタンロキサン」「ジメコン」などのシリコーン成分は、髪の指通りがよくなる一方、ペタッとボリュームダウンしやすいのが特徴です。

ノンシリコンタイプならトップなどのボリュームもつきやすく、シルエットがふんわりします。

頭皮用ローションを毎日使う

頭皮用ローションは、肌に使う化粧水のような役割をします。乾燥しやすい頭皮にうるおいをチャージし、みずみずしい頭皮環境へと整えます。

頭皮が硬くこわばった状態で生えてくる毛は、健康的とはいえません。きちんと保湿をし栄養を投入して、次に生えてくる毛髪環境を万全にしましょう。

毎日、洗髪後に使うことがポイントで、つけたら必ずマッサージをしてなじませましょう。血行促進や硬くなった頭皮を柔らかくしてくれます。肌用の化粧水で代用する方もいますが、髪や頭皮がベタつくこともあるので、きちんと頭皮用のアイテムを使用しましょう。

ヘアロスを感じたら「育毛ローション」を

育毛ローションは、女性ホルモンに似た構造の成分や栄養を配合しています。頭皮が硬くこわばったことが理由で薄くなった髪に対し、次に生える毛髪を強くするサポートをしてくれます。

つまり、男性型の育毛ローションを女性が使っても、望む効果は得られません。くれぐれも育毛ローションをパートナーと共有しないようにしましょう。

一年中、紫外線対策を

紫外線を浴び過ぎると頭皮が乾燥し、頭皮下にある毛母細胞がダメージを受ける場合があります。毛母細胞は髪の元となる部分ですから、悪い刺激を与えないことが大切です。

外出時は秋冬でも、頭皮用UVと頭皮ローションのWケアで紫外線対策をしましょう。

年齢を重ねるほど、髪のコンディション次第で女性の印象はいかようにも変化します。特に髪のボリュームは、華やかさを保つ大切な武器となります。薄毛になったからと諦めず、薄毛予防のためにも、今すぐ丁寧な頭皮ケアを心がけましょう。

(ヘアライター&ヘアジャーナリスト 小澤 佐知子)

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