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冷えが秋バテを招く!?秋に体調を崩さないための食事のコツ

つやプラ / 2020年10月12日 21時30分

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「秋を迎えると体調を崩しやすくなる」という人は多いのではないでしょうか? 秋は気候が穏やかで食べ物も美味しい季節なので、できれば万全な体調で過ごしたいですよね。

管理栄養士の筆者が、食事面でアプローチする「秋バテ対策」をご紹介します。

■「秋バテ」の原因とは

秋になると日中と朝・夕の気温差が激しくなり、低気圧などの気候が関係して自律神経が乱れやすくなって、身体にさまざまな不調をもたらす場合があります。

また、冷房や冷たい飲み物によって身体が冷えることも、自律神経が乱れる原因の一つです。ですから、夏の間の身体の冷えも、秋バテに関係しているといえますね。

■今から実践したい!秋バテ対策の食事法

胃腸をいたわる食事を

夏は、そうめんや冷麺などの冷たい料理や飲み物を摂取する機会が多かったですね。そのため、胃腸の機能が落ちている場合があります。

胃腸が弱っていると消化や吸収がうまくできず、「元気が出ない=バテる原因」につながるため、秋バテ対策には胃腸をいたわる食事法が大切です。

熱すぎるものや冷たすぎるものを急に飲み込まない

なるべく、常温に近い状態で飲み込むようにしましょう。

例えば、冷たい飲み物を飲む時は、口の中で噛むようにしてから飲み込むと良いですよ。胃腸に刺激を与えないことがポイントです。

消化が早いものを食べる

消化に時間がかかると胃腸の負担になるため、油っぽいもの(揚げ物・生クリーム・バター)や食物繊維が多いもの(れんこん・きのこ・海藻類)などは控えめにしましょう。野菜は、カブや山芋、キャベツ、人参などの柔らかいものがおすすめです。

また、生の野菜よりも温野菜を食べるようにしましょう。茹でたり蒸したりすることで野菜が柔らかくなるので、消化するのに負担をかけにくく、身体の冷える心配がありません。

電子レンジを使って温野菜を作れば、「ビタミンC」など熱に弱い栄養素が破壊されることも減りますし、時短になりますよ。

血液の循環を良くする

身体を冷やさないために、血液の流れを良くすることも大切です。

アーモンドやアボカドに多い「ビタミンE」と、プルーンやデーツに多い「鉄分」は、血液の流れを良くする働きがあるため、間食などで意識して食べてみてください。

また、生姜を加熱することでできる「ショウガオール」という成分にも、血液の流れを良くする働きがあります。ショウガオールは、生姜パウダーにも含まれているため、手軽に使えておすすめですよ。

味噌汁やホットココア、ホットミルクなど、普段の食事に生姜パウダーをプラスしてみてくださいね。

秋バテ対策の食事は、「胃腸をいたわる」「身体を冷やさない」、この2つがポイントとなります。不調を感じる前から対策をとっておくことが大切です。秋を快適に過ごすために、毎日の食事を少し工夫してみてくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

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