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つやプラ世代の心と肌と癒す「ローズ」の秘められた力とは?

つやプラ / 2021年2月11日 19時30分

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女性は、香りの影響を受けやすいものです。そのため、ジャスミンやラベンダーなどの香り豊かな植物の精油を焚くと、心が浄化されたようにリフレッシュすることができます。

なかでも芳醇かつ高貴な「ローズの香り」は、女性で嫌いな人はいないのではないでしょうか? 香りを嗅ぐだけで”多幸感”に満たされる、まさに女性をイキイキとさせる香りですね。

実はこのローズ、古くはクレオパトラが美容に愛好したことが有名ですが、今もなお、化粧水やクリームなどのスキンケアの美容成分として幅広く使われています。なかでも特筆すべきは、「心への作用」。ストレスを緩和するといわれるローズは、大人世代特有の不調をマイルドに整えてくれます。

美容ライターの筆者が、ローズに秘められた「ストレスを緩和する作用」についてご紹介します。

■よく耳にする「ダマスクローズ」とは?

ラベンダーの4倍近くの鎮静効果があるといわれる「ローズ」。ローズ精油は「精油の女王」と呼ばれ、古くから民間療法で用いられてきました。

アロマテラピーの精油に使用されるのは、主に「ダマスクローズ」と呼ばれる品種です。ローズのなかでも特に濃厚な香りをもち、あのマリー・アントワネットも魅了したローズとして、世界中で愛されています。

現在ではダマスクローズを配合した化粧品が多く登場していることから、どこかしらで耳にしたことはあると思います。ダマスクローズの花から「水蒸気蒸留法」という方法で採ったオイルは、50kgの花につきわずか4mlほどしかとれない、とても貴重なオイルです。そのため、ダマスクローズを謳った化粧品は高価なものが多いのが特徴です。

■心と身体へアプローチし、精神面をおだやかに

ローズの香りには主に3つの効果があるといわれ、どれも女性にうれしい特徴があります。

(1)生理前のイライラをすっきり穏やかに

ローズは、女性ホルモンに似た働きがあるといわれています。そのため、不順な月経周期を整えたり、イライラなどを引き起こす月経前症候群の緩和にも効果的。

もし、生理前や生理中に気分が塞いだり、怒りっぽいなと感じたら、部屋にローズの香りを焚いてみましょう。スーッと心が落ち着いてくれるでしょう。

(2)心を癒し、ポジティブな気分を誘う

ローズの香りは、心をおだやかに鎮めたり、ハッピーな気持ちを呼び起こすことが期待できることから、多幸感を与える香りと称されます。

そのため、気持ちがふさぎクヨクヨした時や、気分のムラを感じた時、ストレスや強い緊張感から解放されたいと感じたら、ローズの精油を焚いたり、ローズ配合の香水やスキンケアなどを使ってみると良いでしょう。

インバスタイムでのローズ美容

筆者がおすすめするのは、「インバスタイムでのローズ美容」です。一日の終わりのバスタイムに、ローズの香り高いボディソープやシャンプーなどを使うと、疲れが和らぎ、ストレスからも解放された気分になります。

また、ローズがもつ濃厚で高貴な香りに包まれることで、深い呼吸が自然とできるようになると、その日のデトックスを一気に行えた感覚になれます。

ご興味のある方は、ぜひ試してみてください。

(3)高いアンチエイジング効果

抗炎症作用や鎮静作用の高いことで知られるローズですが、保湿力にも長けています。ローズウォーターやローズオイルは、乾燥肌のお手入れにも安心して使えます。

また、肌を整える「ビタミンC」や老化予防が期待できる「ポリフェノール」を豊富に含むため、毛穴の引き締めや色素沈着の予防の他、肌の弾力を向上させたりシワを改善したりといったアンチエイジングもサポートします。

加齢による肌の不調を感じたら、毎日のお手入れにローズのスキンケアをとり入れてみてください。

人は誰でも、「なんだか今日は元気がないな」と感じる日があります。そんな時、植物や花の香りでフッと心が浄化されたり、リフレッシュしたりすることは、誰しもあるでしょう。

もし「身体や心がキツイな」と思ったら、ローズの力で、心身を上手にコントロールしてみてください。

(ヘアライター&ヘアジャーナリスト 小澤 佐知子)

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