なぜ分け目に白髪が多いの?白髪を増やさないためにできること

つやプラ / 2021年3月2日 21時30分

写真

40代になると白髪の本数も増え、「月に1度の白髪染めでは追い付かない」というお悩みもよく聞きます。とはいえ、「白髪染めを繰り返しても大丈夫?」「目立つ白髪は染めるより抜いてしまいたい」など、年々白髪に対する不安やジレンマは増えるばかり。

ヘアジャーナリストの筆者が、40代以降の女性がおちいりやすい「白髪あるあるの疑問や不安」についてお答えします。

■Q.なぜ白髪は分け目に多く発生するの?

白髪と紫外線の関係は深く、特に分け目は地肌がむき出しになっていることから、紫外線が直接あたりやすい環境です。

紫外線の「UV-A」は頭皮の真皮層まで届くため、メラノサイトがダメージを受けてしまいます。すると、髪の黒色を作る「メラニン」が作られにくい状態となり、結果的に白髪となって現れる場合があります。

また紫外線の「UV-B」も、浴びつつければ頭皮を乾燥させて毛根の働きを弱めてしまう場合があるので、併せて注意が必要です。

紫外線の対策方法

「日傘や帽子で防御する」「髪用のUVスプレーを使用する」ことがおすすめですが、時々分け目を変えることも意識しましょう。分け目チェンジは白髪対策以外にも利点があります。

紫外線は細毛の原因にもつながるため、進行すると根元がペタンとしてボリュームが失われます。ですが、分け目をチェンジすると根元の髪が立ち上がりやすくなり、ふんわり感アップの効果が期待できます。

そして髪の根元が立ちあがると、5ミリ程度の根元の白髪なら目立ちにくくなります。一石二鳥の簡単ワザなので、ぜひとり入れてみましょう。

■Q.表面などに目立つチラホラ白髪は抜くと増える?

白髪を抜くことで白髪が増えることはありませんが、そこから新しく生える毛は黒髪ではなく「白髪」です。つまり、加齢による白髪の場合、抜いても抜いても生えてくる毛が黒く戻ることはありません。

また、ひとつの毛穴から生えてくる毛は2~3本あり、そのうちの1本を抜くことで残りの毛が刺激を受け、抜けやすくあることもあります。そのほか、無理に抜き続けると毛が細くなり、最終的に毛根が機能しなくなってしまう場合があります。

目立つ白髪の対策方法

どうしても気になるなら、はさみでカットしましょう。

ただし、自分でカットすると根元がピンと立って目立ってしまいます。できれば美容師にお願いし、目立たないようカットしてもらいましょう。

■Q.白髪を減らす方法はありますか?

加齢による白髪の原因は、幹細胞が衰えてメラニン色素を生産できなくなるためと考えられています。ですから、一度白髪になった髪は黒髪に戻りません。

白髪を増やさないための対策方法

最近では弱ったメラノサイトに働きかけるシャンプーも販売されていますから、それらを使用してみるのも良いでしょう。また、メラノサイトの働きが悪くならないよう、頭皮の紫外線ケアを意識したり、血行を促進することも大切です。

ヘッドマッサージを習慣化して健やかな頭皮を心がけ、白髪の発生を遅らせる意識も大切です。

■Q.白髪染めを繰り返すと薄毛になる?

白髪染めの染料で「禿げる」心配はあまりないようですが、繰り返しの白髪染めにより、頭皮環境が悪化する場合はあります。その結果、抜け毛が増える人もいるようです。

また加齢に加え、パーマや白髪染めを繰り返しているうちに、髪が痩せる(細くなる)人も少なくありません。髪が痩せるとどうしてもボリュームが出にくくなってしまうため、結果的に薄くなったと感じるケースも多いようです。

薄毛の対策方法

最近では「ゼロテク」と呼ばれる、頭皮に染料をのせないテクニックを行うサロンもあるようです。頭皮に刺激を与えないことはとても大事ですから、このような施術を行うサロンで白髪染めをお願いすることも良いでしょう。

■Q.白髪染めって黒しかないイメージですが、ほかのカラーもありますか?

昔は、白髪染めというと黒や暗めのブラウンしかない印象でしたが、最近ではファッションカラー感覚で染まる白髪染めも続々と登場しています。サロン染めはもちろんのこと、ホーム用でもカラーバリエーションは豊富です。

マットやアッシュ、ベージュなど、季節やファッションの好みで好きな色を選べる時代ですから、気軽にとり入れてみてください。

加齢と共に白髪が増えることは自然なことですが、できる対策を行ってきれいに染めることができれば、大人の美髪はまだまだ楽しめます。かしこい白髪ケア、ぜひ意識してみてください。

(ヘアライター&ヘアジャーナリスト 小澤 佐知子)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング