毛髪診断士が解説!頭皮のニオイ・かゆみを招くNG習慣3つ
つやプラ / 2021年5月27日 19時30分
20度を超える日も増えて半袖やサンダルが心地よい反面、皮脂や汗の分泌が増える季節になりました。
毛髪診断士の筆者が、毎日頭を洗っていてもなんとなく臭いが気になる、かゆみを感じるといった時に気をつけたい頭皮のNG習慣をご紹介します。
■気になる頭皮の臭いやかゆみを招くNG習慣3つ
(1)予洗いをしてない
毎日髪を洗っていてもかゆみや臭いが気になる場合、シャンプーが本来もっている汚れを落とす効果が発揮できていない可能性があります。
目安となるのは「泡立ち」です。泡立てないタイプのシャンプーを除けば、シャンプーは泡立つことで髪や頭皮に行き渡り汚れをとり除く役割を果たします。
泡立ちが悪いと感じる時は、スタイリング剤を使っていたり汚れが多かったりする可能性が高いです。シャンプー前にお湯だけで汚れを流す「予洗い」をしっかりと行いましょう。
(2)湯船につからない
これは、頭の臭いやかゆみと直結しないように感じるかもしれませんが、見直す価値のあるポイントです。湯船につかり全身の血流が良くなることで皮膚が活性化して老廃物の排出がスムーズになるほか、常在菌バランスを健やかに導くことが期待できます。
シャンプー前に湯船につかれば毛穴が開き汚れがとれやすくなるので、さらに効果的といえるでしょう。
(3)ドライヤーを使わない
頭皮は常に髪で覆われているため熱がこもりやすい環境なうえ、身体の中でも毛穴は大きく皮脂分泌の多い部分です。暑い季節にいつまでも髪が湿っていると汗が出た時に蒸発しにくく、湿気がこもると暑さで皮脂分泌も増えるため、頭皮の常在菌のバランスが乱れやすくなります。
臭いやかゆみの原因の一つとして挙げられる「雑菌の繁殖」を抑えるためにも、自然乾燥はさけ、ドライヤーで髪の根本から乾かす習慣をつけましょう。最近は、髪や頭皮にやさしいドライヤーもあるので、ダメージが気になる方にもおすすめです。
シャンプーを変えたり2度洗いしたりすることも有効ではありますが、まずは上記のポイントを確認してみてください。今回は、頭皮環境にフォーカスしてご紹介しましたが、髪にとってもよい習慣です。健やかな頭皮と髪のために、毎日のお手入れを効果的に行いましょう。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト/毛髪診断士認定講師 西村 リサ)
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