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夏疲れは内臓から!?代謝UPで内から元気になる前屈ポーズ

つやプラ / 2017年7月27日 20時30分

連日の猛暑で、夏の疲れが出やすくなっています。寝れば解消できた疲れも、今では時間を要するLAR世代は、呼吸やストレッチで積極的に疲れを解消するのが得策。

そこで、今回は呼吸と深い関係にある、内臓を元気にする方法をご紹介します。

■内臓を意識すれば自律神経も整う!?

外見は普段から気をつけていても、内臓は不快な症状が出た時にしか意識しないという人も多いかもしれません。しかし、内臓が元気だからこそ、美肌、美髪、美ボディが作られると言っても過言ではありません。しかも、内臓はとってもセンシティブで傷つきやすいので、きちんとケアすることが大切です。まずは、主要な胃・肝臓・腎臓・腸の位置や働きを確認しましょう。

胃の位置…左乳首下辺りから始まり、右肋骨弓(カーブになっている部位)の下辺り。
胃の働き…体内に取り込まれたものを消化する。
※胃の大きさ、形、位置は個人によって大きく異なる場合があります。

肝臓

肝臓の位置…右肋骨辺り、つまり胃の横(内臓の中で最大の大きさ)
肝臓の働き…体内に取り込まれたものを解毒・代謝・胆汁の分泌・栄養を貯蔵する。

腎臓

腎臓の位置…ウェスト位置(おへそよりも上の腰周り)座った状態で両肘を曲げ腰の方に引き寄せた辺り。
腎臓の働き…血液中の毒素を排出、水分排出量の調整、血圧の調整。

腸の位置…小腸は、胃の下辺りから6〜7メートルあり腹部下辺りまで。大腸は、小腸をぐるっと囲む形で腹部下辺り。
腸の働き…小腸は食べ物を消化し、そこから得られる栄養分を吸収する。大腸は食べ物をできる限り完全に消化する働きがあり、吸収された養分の残りカスから水分を吸収しながら便をつくる

意外と勘違いしていた部位はありませんか? 例えば、胃が痛いと思っていたら、実は腸だったとか。胃は誰でも食事前後の位置は変わりますが、おおよその目安としてみてください。

■内臓の働きが弱まる理由って?

主要な内臓の動きが悪くなる原因としては、疲労による消化機能低下、ストレスにより呼吸が浅くなるなどが挙げられます。横隔膜は胃と肝臓の上にあり、胸と腹を分ける位置にあります。
つまり、ストレスや疲れから呼吸が浅くなると、横隔膜の動きが小さくなり、内臓の動きが悪くなって硬くなるのです。その結果として「冷え、むくみ、低体温症、便秘、疲労」が生じます。
また、自律神経の乱れも原因の一つ。内臓は不随意筋(自分で動かそうと思って動かせる筋肉ではない)であり、自律神経がコントロールしています。臓器が弱れば、自律神経の乱れにもつながり、ストレスによって自律神経がバランスを崩せば、内臓の働きが悪くなるのです。

■内臓を元気にするヨガポーズで健やか美人を目指そう!

ジャーヌ・スルシャーサナ(片足前屈ポーズ)

身体を前に倒す前屈のポーズは、一般的に消化を促し、老廃物を排除しやすくしてくれます。また、血液循環もよくなるので、末端まで新鮮な血液が流れ、新陳代謝が活発になり冷えを解消、美肌へと導いてくれます。
また、背骨の前に臓器は多く集まっているので、上体を倒しながら深い呼吸とともに、お腹を意識して動作すると、内臓の動きが活発になります。ゆっくり呼吸を聞きながらトライしてみて下さい。

効果:美脚・美肌効果あり。股関節と背骨を柔軟にする、冷え性や月経異常、不眠症、倦怠感、全身の疲労、精神安定、鬱の緩和に効果あり。

注意する点:前脚の膝や腿裏が痛まない範囲で行い、背中を痛めている人は、無理のない範囲で行いましょう。

実践回数&期間:毎朝×3週間トライしてみて下さい。必ずボディラインや体調に変化が現れます。

やり方

1)床に座り長座姿勢になります。この時、お腹を腰に引き寄せて、背中を伸ばしましょう。

2)左ひざを曲げ、かかとは右太ももに添えます。大きく息を吸いながら、さらに腰から背骨をのばし、吐く息とともに上体をゆっくりと倒します。

3)さらに、太ももとお腹をつけるイメージで上体を倒したら、左の頬を右太もも方向に向け、ゆっくり10呼吸ほど繰り返しましょう。反対側も同様に動作しましょう。

気になった人は、まず腹八分目の食事、良質の睡眠、深い呼吸を意識して内臓に負担をかけないように心がけてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森 和世)

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