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実は汚れが残っている!?白シャツの「襟元汚れ」洗濯のコツ

つやプラ / 2017年8月14日 12時0分

白いシャツの襟元が、皮脂で汚れやすくて困ると感じたことはありませんか?

今回は、白いシャツを効果的に洗濯する方法を美容ライターの筆者がご紹介します。

■実は汚れが残ってる!?白シャツ洗濯法

白いシャツは、あらゆるシーンで大人女性を凛と見せてくれる、言わば正装のようなもの。真っ白なシャツだからこその清潔感があります。少しでも汚れていると、だらしない印象に見えてしまうので、より一層注意が必要。
見た感じでは汚れていないようでも、皮脂や汗が白い生地の繊維の奥に入り込んでしまうと、通常の洗濯では取りきることができません。
洗濯してもクローゼットにしまいこんでおくだけで、時間とともに黄ばんでしまうので、洗濯ではなるべく漂白剤を使用して汗抜きをしましょう。

見た目では汚れが目立たない時の汗抜きのやり方

1)ぬるま湯に浸ける。
2)襟元、わき、袖口など、汚れやすい部分に、市販の液体漂白剤をポイント付けする。
液体の漂白剤は、ウールや絹にも使用できることが多いのでおすすめです。
例えば、液体ワイドハイターEXパワー(花王)などがこれにあたります。※必ず表示をチェックしてください。
3)洗濯機に洗濯物がつかる程度の水と1回分の洗剤を入れ、30分〜2時間程度浸け置きする。
4)排水してから、他の洗濯物と一緒に通常モードで洗濯する。

■襟元の皮脂汚れが落ちないときは

明らかに見た目に汚れが目立つ場合はどうでしょう。とくに成長期のお子様は、新陳代謝が活発なので皮脂分泌も多く、制服の白シャツの襟元などはすぐに汚れてしまいますよね。また、男性は女性に比べて皮脂分泌量が多いので、ご主人やパートナーのワイシャツの襟元も同様かもしれません。
毎日のことで大変ですが、時間が経つほど黄ばみや汚れは落ちにくくなってしまうので、なるべく、その日のうちに洗濯されることをおすすめします。
うっすらとした汚れなら、上記の方法や、洗剤の原液を洗濯機に入れる前にポイントで染み込ませておくだけでも取れることが多いのですが、思春期の皮脂汚れなどは、なかなか手ごわいもの。
どうしても落ちないときは、酸素系漂白剤の使用がおすすめです。例えば、ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ(花王)などがこれにあたります。※必ず表示をチェックしてください。
ドラッグストアでもコンビニでもすぐに購入できるので使用している方も多いかもしれませんね。

■酸素系漂白剤が頑固な皮脂汚れに効く理由とは?

ワイドハイターEXパワー・ワイドハイターEXパワー 粉末タイプ/花王

粉末の漂白剤には「過酸化ナトリウム」という成分が含まれており、この成分が皮脂汚れを落とす際に効果を発揮します。
対して、液体の漂白剤には、この成分は含まれておらず、主成分は「過酸化水素」。液性は酸性なのでウールや絹にも使用できるのですが、強力な皮脂汚れ落とし効果はあまりないと言えます。
※画像左:液体ワイドハイターEXパワー(ノープリントプライス)
画像右:ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ(ノープリントプライス)

粉末の漂白剤に含まれる過酸化ナトリウムは、熱によって酸素の泡が発生します。この泡が皮脂汚れを分解して生地からかき出す効果があるので、襟元に粉末の漂白剤をなじませたら、熱いお湯に浸すとよいでしょう。みるみる皮脂汚れが浮いてきます。
スチームアイロンで熱を与えて、汚れを分解させるという方法もあります。
漂白剤を使用する前に、クレンジングオイルを指で染み込ませておくと、皮脂の汚れを繊維から引き出す効果が高まり、汚れが落ちやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。

■固形石鹸でポイント洗浄しておくと◎

ウタマロ石けん/ウタマロ

筆者は「ウタマロ」という製品で、襟元をポイント洗浄してから通常のホームクリーニングモードで洗濯していますが、ある程度の汚れは簡単に落とせてきれいになります。
ウタマロは、皮脂=脂肪酸を落とす効果の高い固形石鹸です。漂白剤の使用には抵抗があるという方にも気軽に使えておすすめです。
直接衣服につけてもみ洗いすると、繊維に入り込んだ汚れが落ちやすくなります。
(ノープリントプライス)

手順

1)ウタマロを手に取り、直接汚れの部分に塗ります。
2)歯ブラシで、繊維に入り込んだ汚れをかき出します。
3)ぬるま湯か水で流して、汚れが落ちていればそのままネットに入れて通常通り洗濯機で洗います。
落ちていなければ、1)・2)を繰り返します。

■色のついた衣服を洗濯するときは

アクロン/ライオン、ウタマロリキッド/東邦、エマール/花王

これまでの方法は、あくまでも白いシャツや白いYシャツの襟元などの強い皮脂汚れの落とし方です。
ウタマロは、漂白剤ではありませんが、弱アルカリ性で蛍光増白剤が配合されているので、色落ちしやすく色柄ものの洗濯には適していません。柄物や色物のシャツやブラウスの洗濯には、アクロン(ライオン)やウタマロリキッド(東邦)、エマール(花王)など、蛍光剤や漂白剤の入っていない洗剤を使用することが基本となります。
部分的に目立つ汚れがついてしまった場合の染み抜きには、エタノールなどを使用した部分洗いが有効になります。
画像左から:アクロン(ノープリントプライス)
ウタマロリキッド(ノープリントプライス)
エマール(400ml ノープリントプライス)

夏は汗や皮脂で洋服が汚れやすくなりますが、洗濯物がすぐ乾くので、洗濯に向いている季節と言えますね。
効果的な洗濯方法をマスターして、清潔な印象づくりを心がけてみてはいかがでしょう。

(美容ライター・コスメコンシェルジュ/ 斎藤 明子)

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