あなたの冷えはどのタイプ?冷え性のタイプ別診断&解消法

ごきげん手帖 / 2019年2月18日 20時0分

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冷えに悩んでいる女性は2人に1人いるといわれ、中医学では「未病」とよばれる黄色信号ともいえる状態です。

冷えは蓄積されてしまうため、体の奥へ冷えが入り込むと体のあちこちに不調が出て、むくみや頭痛、めまい、生理痛などとなって現れます。そのため、中医学では「冷えは万病の元」とよばれています。

病院に行くほどではない、「未病」の段階で冷え対策をしっかりすることで、これから数年後、数十年後の体質が変わってくるはずです。
まずは、ご自身の冷え性タイプを知ることから始めてみてはいかがでしょう。

そこで今回は、国際中医薬膳師の筆者が「冷え性のタイプ別解消法」をご紹介したいと思います。

あなたの冷えはどのタイプ?

冷え性の原因は人それぞれ。生活習慣やストレスが大きく影響しています。
まずは自分がどのタイプの冷え性なのかチェックしてみてください。

冷え性のタイプ別解消法

先ほどのチェックリストで、当てはまる項目が多かったものを確認してみましょう。

「血」が不足している「血虚(けっきょ)」タイプ

睡眠不足、偏食・少食、パソコンなどによる目の酷使が原因の冷えタイプ。体を温め、全身に栄養を送る「血」が不足しているので冷えてしまいます。
「血」は夜に作られるので、夜更かしは血不足に。目の酷使も血を消耗する原因です。

中医学では、髪の毛は「血余」といって血の余りで作られると考えられているので、血不足タイプは髪や爪に栄養が届かずトラブルが出やすくなります。

このタイプの方は、夜×ブルーライトは厳禁。食材は「黒」と「赤」の食材を味方にしましょう。

薬膳で血を補う「補血」の食材には黒い食材が多く、黒ごま、黒豆、黒きくらげ、黒砂糖などがおすすめ。
また、血虚は貧血であることも多く、レバー、プルーン、ひじきといった貧血に良いとされる食材にも補血の物が多いです。

赤の食材にはクコの実、ナツメ、ニンジン、マグロ、レバーなどがあるので、積極的に取り入れてみてください。

「気」が停滞している「気滞(きたい)」タイプ

「気」には体を温める働きがあるのですが、過度な緊張やストレスは気の巡りを乱してしまいます。ストレスで自律神経が乱れることも、体温調整や血流に影響が出て冷える原因と考えられているため、気が滞ることで冷えにつながる場合もあるのです。

ストレスは体も心も冷やすため、リラックスしてストレス解消することは冷え対策に繋がります。

薬膳は香味野菜などの香りがある食材を。「理気」という働きがある食材は気の巡りを良くしてくれ、香りがあるものが多いです。セロリやゆず胡椒、ジャスミン茶は冷えを取り気の巡りを良くしてくれます。ハーブを使った料理もおすすめです。

深呼吸は手軽に気を巡らせることができるのでぜひ試してみてください。

「水」が溜まっている「水毒(すいどく)」タイプ

水分、冷たい物、甘い物、味の濃い物、刺激物、揚げ物、お酒の摂り過ぎは、水分代謝を乱れさせ、体に余分な「水」を溜める原因になります。水は下へ溜まる性質があるので、下半身がむくみやすく冷えやすいのがこのタイプの特徴です。

水毒タイプは水分の摂り過ぎに注意し、冷たいものは避けて、温かいものをゆっくり飲むように心掛けましょう。

「利水」という余分な水分を取り除いてくれる、ハト麦、とうもろこし、小豆などがおすすめの薬膳食材です。

体内の水はけをよくするためにお風呂でじっくり汗をかき、下半身を動かすウォーキングなどで巡りやすくするのも効果的です。

「血」の流れが悪い「瘀血(おけつ)」タイプ

ストレス、過労、運動不足は血の巡りを悪くする原因です。古い血が体内にとどまってしまい、血液が汚れて固まりドロドロ血に。

血を汚すコーヒー、チョコレート、肉類の食べすぎも原因になり、全身に栄養を送る「血」の流れが悪くなるので、体が冷えてしまいます。

このタイプは、血行が良くなるようなことが冷え対策になります。湯船に毎日浸かることや、ストレッチやウォーキングなどもおすすめです。

食材は「解毒」作用がある血をキレイにするものを。代表的な食材には小豆、黒豆、まぐろ、かつお、酢、生姜などがあり、血の巡りをよくする辛味野菜も積極的に取り入れると良いでしょう。

また、体を冷やす白い砂糖が大量に使われている甘い物は避け、自然な甘味で満足できるように味覚を変えると体質改善に繋がります。

「気」が足りていない「気虚」タイプ

過労、睡眠不足、ダイエットなどによる食生活の偏りが原因の冷えタイプです。過労やストレスは気を消耗し、食で気を補えないので、体全体を温める「気」が足りず、パワーが不足しています。

更に、無気力になると免疫力が低下、代謝が落ちて体温が下がり、体全体が冷えやすくなって寒さを感じやすくなることも。

このタイプは生活習慣の見直しと栄養の見直しがおすすめです。

気を補う「補気」の食材を積極的に摂りましょう。もち米、山芋、大豆のほか、肉類はだいたい補気に属しています。良質なタンパク質を摂ることを心掛けましょう。

また、「気」は朝作られるので早寝早起きサイクルにシフトを。朝ごはんをしっかり食べて気を補いましょう。


冷えの症状は人それぞれ。20代で深刻な方もいれば、40代でもポカポカな方もいらっしゃいます。蓄積されていく冷えを防ぎ、予防・対策を取ることが将来の体調に繋がります。今のうちからしっかりケアをしていきましょう。

ライタープロフィール

紅華堂主宰・国際中医薬膳師・坂本 雅代

大手エステティックサロン店長を経て独立起業。エステティシャン歴は16年となり、これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在は施術の他、エステ講師、美容ライターとして活動中。

【保有資格】

国際中医薬膳師/中医薬膳師/JREC認定リフレクソロジスト/骨気小顔管理士/ファセテラピー

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