避けすぎもダメ!「日焼けせずに」紫外線をきっちり浴びるポイントは?

LBR - Life & Beauty Report / 2014年7月11日 19時30分

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美白の大敵、紫外線。だけど、紫外線を避けるあまり、日光を浴びない生活になってしまっていませんか? 紫外線はビタミンDを合成するために“ある程度は”浴びる必要があるんです。そして実は、心身を整えるのにも欠かせない役割を果たしてくれるからこそ、美肌をキープしながらも日光浴を楽しむためのポイントをお話します。

■カルシウムを「キッチリ吸収できるカラダ」に欠かせないビタミンD

太陽光を浴びることで体内で合成できるとして知られる「ビタミンD」。ビタミンDは骨を丈夫にするのみならず、カルシウムを腸から吸収する際にも欠かせません。そしてカルシウムは骨のみならず、美肌をつくるうえでもマストな存在。昔の日本では、ビタミンDが豊富な魚介類を摂取したり、積極的に日光浴をすることによって比較的ビタミンDを充分に摂取しているとされていました。

しかしながら、近年は太陽光を浴びることを避ける若年女性に対して、ビタミンD不足が指摘されており、環境省をはじめとする関係機関は、紫外線を浴びることによる体内でのビタミンD合成を促すためにも太陽の光を浴びることを推奨しています。

■日光浴でセロトニンも分泌

自律神経を整えるためにも太陽の光は欠かせません。脳から分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンは、セロトニンが原料となっており、日中に太陽光を浴びてセロトニンを作ることが、体内時計や自律神経を正常な状態にするためには重要であるとされています。ストレスやうつ状態を防ぐためにも、太陽の光を浴びることが大切ですから、日焼けが嫌だからといって、いたずらに太陽の光を避けることは精神衛生上も好ましくありません。

■実は日陰でも30分ほど日光浴すれば効果アリ!?

とは言っても、ビタミンDやセロトニンのために無理にでも夏の炎天下、ギラギラの太陽の光を浴びなければいけない、という訳ではありません。実は、ビタミンD、セロトニン共に、太陽の光を浴びると言っても、「日焼けをするほどの本格的な日光浴」が必要なのではなく、日本が位置する緯度を鑑みた場合、夏の場合は約30分間日陰で過ごせば、平均的な食生活で摂取するビタミンDと合わせれば充分ですし、セロトニンの分泌量も問題ありません。

ただし、冬の紫外線が弱い時期は高緯度地域ほど太陽光を長く浴びる必要があり、例えば札幌であれば76分ほどの日光浴が必要になるそうです(国立環境研究所と東京家政大学の共同研究による)。

「日光浴」と聞くと、真っ黒に日焼けをしてしまうようなイメージを抱いてしまうかもしれませんが、健康のための日光浴は実はもっとお手軽だからこそ、木陰で気持ちよくリラックスしてみてはいかが?

(前田紀至子)

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【参考】

※体内で必要とするビタミンD生成に要する日照時間の推定 – 国立環境研究所

※けんこう名探偵  -  大原薬品工業 

※紫外線による健康影響 – 環境省

※ビタミンD – 大塚製薬

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