それでも私が日本製の鉛筆を使い続ける理由

lifehacker / 2019年10月5日 10時0分

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新しい筆記具の登場や書類のデジタル化もあり、鉛筆はますます使われなくなっています。

でも、まだ鉛筆が好きで使っている人もいますよね。そんな人にはうれしい動画を見つけました。

こちらはドイツの老舗ファーバーカステルの鉛筆工場。動画を見ると思ったよりもずっと人の手が入っています。

日本の「北星鉛筆」の動画を見てもけっこう手作業があります。

日本の鉛筆はクオリティが高い

ずばりいいましょう。日本の鉛筆は世界トップレベルのクオリティーです!

アメリカに住む私は、小・中学生の学習センターで働いたことがあります。そこでは生徒が使う鉛筆を用意するのですが(日本のように筆記具を持ってくる生徒が少ない!)、安かろう悪かろうの鉛筆。

電動鉛筆削りで削ると芯は折れるわ木の部分はケバ立つわで、うまく削れないこともしょっちゅう。

鉛筆そのものが折れてしまうこともあったほどです。消しゴム付きでは消しゴムの質が悪くて(&おそらく鉛筆芯の質も悪く)なかなかきれいに消えないという問題もありました。

私の経験では、日本製の鉛筆は削っても芯や本体が折れることがほとんどなく、滑らかな書き味できれいに消え、しかも値段も高くない。

そのすばらしさを海外住まいで再確認したのです。

日本でクオリティの高い鉛筆や他の文具に囲まれているとそれが当たり前なので、その優秀さはなかなか見えてこないのではないでしょうか。

鉛筆は、手で削るのが趣深くストレス解消にも

ZjTI1Ol0 鉛筆は三菱の定番HB。緑は30年選手のイギリスのBEROLの製品(アメリカ製)。短い赤鉛筆には昭和から使い続けている鉛筆軸を。鉛筆削り器はドイツのKUMのもので、2穴なので鉛筆の太さや芯の角度が選べるところがよし。 Photo: ぬえよしこ

鉛筆は手回しタイプかカッターで削ります。

いまは手元にないのですが、折りたたみ式ナイフ(いわゆる肥後守)でちまちま鉛筆を削るのが好きという渋い昭和の小学生でした。うまく削れた時の達成感といったら!

そのルーツを考えてみると、実家の文具箱に父が子どものころに使っていた古い折りたたみ式ナイフがあって、それで鉛筆を削っていたと父が話してくれたことでしょう。

その当時には手でハンドルを回すタイプで机に取り付けられる手動鉛筆削りがあったのですが、自分もナイフで削るようになりました。

少しずつ削るので芯の減りが少なくてすむのも理由のひとつかもしれません(ちょっとセコイ?)。

私にとって、カッターでゆっくり削るというのは一種のストレスマネジメント法になっているようです。

やはり大事に使い続けたいツール

鉛筆の利点は、やはり消せるところでしょう。

消せるボールペンが出ても、「いや、ボールペンは消えないところが良いのだよ」。

うちにも消せるボールペンはあるのですが、何かを書く時には自然に消せないボールペンと消せる鉛筆(またはシャーペン)の使い分けになっています。

スタイラスや指で文字や絵が書ける時代になっても、私にとって鉛筆はこれからもちまちまと手で削って丁寧に使っていきたいツールなのです。

デジタルでは得られない鉛筆の良さ、見直してみませんか。

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Image: MSPT/Shutterstock.com

Photo: ぬえよしこ

Source:YouTube(1, 2)

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