MicrosoftがExcel関数「XLOOKUP」を発表! 「VLOOKUP」から何が進化した?

lifehacker / 2019年10月13日 20時0分

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Excelで、VLOOKUP関数の使い方をはじめて知った日のことを、今でもはっきりと覚えています。

あの日、コーヒーテーブルに座っていた私は、「この奇妙な関数はなんだろう?」とふと思ったのです。

そして、そのパワーを知り、後戻りできなくなりました。それから、スタンフォード大学のビジネスアナリストとして、私は仕事で毎日のようにVLOOKUPを使うようになりました。

ところでVLOOKUPとは?

VLOOKUPとは、ある場所の値を参照して、別の場所の値を取り出せるExcel関数です。たとえば、次のようなスプレッドシートがあるとします。

20191006-xlookup02 Image: Lifehacker US

VLOOKUPを実行すると、セル(F5)に、ある列からある値(たとえばA列の”bus")を検索して、同じ行の別の列の値(C列の”blue”)を取り出すことができます。

HLOOKUPも、行と列の指定が逆になるだけで同じことができる関数です。ある行のある値を参照し、同じ列の別の行から値を取り出します。

XLOOKUPで何ができる?

そして今回、MicrosoftのJoe McDaid氏が「アイコニックなVLOOKUP関数の後継」と称するXLOOKUPが新たに登場しました。

XLOOKUPは、水平、垂直の両方を参照できるところからその名が付けられました(そう、HLOOKUPの代わりにもなる!)。

XLOOKUPは、引数を3つ(VLOOKUPより1つ少ない)指定するだけで、ピンポイントで値を取り出すことができます。

XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り値の配列)

検査値:何を検索するか

検査範囲:どの範囲を検索するか

戻り値の配列:何を返すか

先ほどのスプレッドシートの例に戻りましょう。"house"という単語に関連付けられている色を検索して、その情報をセルに取り出したいとします。その場合、単純に次のように入力するだけでOKです。

XLOOKUP(“house”,a:a,c:c)

簡単ですね。

XLOOKUPは、VLOOKUPよりも短く簡単なコマンドであるだけでなく、VLOOKUPが長年夢見てきた逆検索も実現しています。つまり、検索値より左にある値も取得できるようになったのです。まるで魔法です!

残念ながら、現在のところ、誰もがXLOOKUPを使えるわけではありません。

Microsoftはまず、Office 365 Insidersにこの関数を搭載しました。ですので、誰よりも早くXLOOKUPをマスターしたい人は、ベータ版を試すことをおすすめします。

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Image: Wachiwit/Shutterstock.com

Source: Microsoft

David Murphy - Lifehacker US[原文]

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