「モンハン占い」まで! ゲッターズ飯田の占いはネタ? それともホンモノ?

リテラ / 2014年11月8日 12時0分

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 数年前より、芸能人を中心に「当たる」と評判になっていったゲッターズ飯田の占い。スギちゃんのブレイクを予言した、ということでもつとに有名だ。紹介された人々を無料で占うというスタイルを続けているが、診断した人数は4万人以上にものぼるという。筆者の周りでも、彼に占ってもらい「当たった」という人間を2人知っている。

 島田秀平の手相鑑定とともに、芸人から「占いの専門家」へ転身した成功例といえる。2人とも、細木数子や江原啓之をテレビで見なくなったな、というタイミングで入れ代わるように登場してきた。細木・江原とは違うアマチュアらしい親しみやすさと、元芸人ならではの場慣れ感が、占い・スピリチュアル不在の間隙にちょうどよくハマったのだろう。さらに自らの占いを「膨大なデータからの統計によるもの」と、オカルト臭を薄め、「なんとなく科学的っぽい」と感じさせている点も、メディアが使いやすい理由だろうか。『オーラの泉』(テレビ朝日系)終了以降、"霊視"を"鑑定"と言い換えるなど、マスコミの表現はオカルト臭を消す方向に振れているからだ(やっていることは同じだとしても)。

 さて、ウナギ登りに人気を高めてきたゲッターズ飯田が、満を持して発表したのが『ゲッターズ飯田の運命の変え方』(ポプラ社)だ。今までもポップな装いの占い本は出してきたが、これは早見表やグラフなどを参照させるような、いわゆる「本格占い本」。「僕の占いでは、人は5パターンの性格と3種類の運気しかありません」との言葉どおり、飯田のオリジナル「五星三心占い」は、誕生年と月日によって診断するもの。誰でも6の星を金・銀に分けた12種のどれかに当てはまる、という仕組みだ。その意味では、12星座占い、または四柱推命に近いだろうか。

 ただ、オリジナル占いなだけに、これは「正統的な占いではないのかな?」という疑問は残る。占いの歴史はまことに古く、その積み重ねも膨大。東洋(易経など)でも西洋(タロットなど)でも、基本を学習するだけで何年もかかるほど複雑な世界である。

 その点、ゲッターズ飯田は、特に占いの師匠についた訳でもなく、ほぼ独学であるようだ(もちろん書籍などで勉強しているだろうが)。

「モンスターハンター占い」(!)では、誕生日+血液型。またテレビで芸能人を診る時には、手相も判断材料に入れている。

 良く言えばフレキシブルとも言えるが、悪く言えば我流による占いの食い散らかし、ともとれる。元にする根拠が「データの統計」だと言うなら、正統な占いの1ジャンルどれかを修めたほうが、膨大な歴史的蓄積を参照できるのでは、と思うのだが......。

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