日テレ桝太一アナの生物オタクぶりがスゴい! デートより蝶々が大事

リテラ / 2014年9月12日 12時0分

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 好きな男性アナウンサーランキングで、2年連続の1位を獲得している日本テレビアナウンサーの桝太一。『ZIP!』をはじめ、『全国高等学校クイズ選手権』の総合司会など、さまざまな番組で活躍しているが、実はアナウンサーとしては珍しい理系出身なのだ。しかも、テレビで「ヤドカリさん」や「ナマコさん」と生き物たちにさん付けしたり、「この子たち」と呼ぶほど愛している無類の"生物オタク"でもある。

 そんな桝の生物ヲタぶりを『理系アナ桝太一の生物部な毎日』(岩波ジュニア新書)から紹介しよう。

 子どものころからの虫好きが高じて、中高一貫の男子校時代は生物部に所属し、"キャプテン"まで務めたという桝。

 鉄道オタクでも、乗るのが好きな乗り鉄、撮影するのが好きな撮り鉄などというが、昆虫好きの間でも「トンボ屋」「甲虫屋」「ゲンゴロウ屋」など好きな虫によって「◯◯屋」という言い方をするのだそう。

 桝はチョウが好きな「チョウ屋」なのだが、チョウ屋のなかでも成虫にしか興味がないため「本物のチョウ屋」とは言えない、とよくわからない謙遜を披露している。まあ、とにかく「チョウには、どこか文学の匂いを感じていました」というほど目がないらしい。......文学の匂い? 一般人の我々からすれば、いったいどういうことなのかさっぱりわからない。

 生物部の先輩たちが書いた紀行文や調査報告書を愛読していた桝。とくに「ゼフィルス」というチョウについての文章は、「昆虫のことを扱っているとは思えないほど、いつもロマンチック」だったのだそう。宝石のように美しく愛好家の多いゼフィルスは、その通称もギリシャ神話で春の訪れをつげる西風の神「ゼピュロス」に由来している。そんなもあってか、生物部の先輩はその小さなチョウたちの存在を妖精にたとえて文章を書いていたという。チョウを妖精にたとえる高校生男子に、それを読んでうっとりする中学生男子。わかるようなわからないような......まあ、たしかに文学的といえば文学的なのかもしれない。

 その後桝は昆虫きっかけで文学にもハマっていったという。好きなものに関することはなんでも知りたいと思う気持ちや姿勢は、まさしくオタクのもの。ヘルマン・ヘッセの小説に出てくる昆虫少年に激しく共感し、チョウやガの描写に「胸がときめくほど」だったというから、まさに萌えの境地だ。

 また、激しすぎる"生物萌え"を感じさせるエピソードに、こんなものがある。高校生のときに一度だけ、女の子から、「映画を見に行きませんか」と、デートのお誘いをいただいた桝。高校生という多感な時期に中高一貫の男子校に通っていたなら、こんなお誘いがあれば喜んで飛んでいくことだろう。しかし、その日はもともとひとりでチョウ採りに行く予定だった桝は、悩んだ結果、断ってしまうのだ。いわく「映画は冬でも行けるけど、チョウは今しかいないし......」。しかも、自転車をこいで、さんざんチョウを追いかけまわしながら、「あー、やっぱりこっちにしてよかった」と心から思ったというから、その生物ヲタぶりは筋金入りだろう。

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