安倍首相が朝日新聞めぐる答弁で「NHKに圧力と捏造された」と大嘘! 裁判で明らかになった安倍の圧力発言

リテラ / 2018年2月15日 1時0分

写真

 もう開いた口が塞がらない──。先日、本サイトで紹介した、自民党広報副本部長の和田政宗参院議員が森友問題における小学校名の報道について、Facebookで〈謝れない朝日新聞〉と書いた記事に対し、安倍首相が〈哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした〉とコメントしていた一件。本サイトでは「これが一国の総理の言動か?」と批判したが、安倍首相は昨日13日の衆院予算委員会でも朝日批判を展開した。

 まず、希望の党・今井雅人議員がFacebookの安倍首相のコメントについて取り上げると、安倍首相は「これは私が書きました」と自ら書き込んだことを明言。すると、安倍首相は得意気な顔で、朝日を批判する答弁を延々と約3分間にわたって繰り広げたのだ。

 総理大臣がいちメディアを国会で吊し上げるなど、言論機関を萎縮させる圧力行為としか言いようがないが、その批判の中身がまたひどかった。

 なんと安倍首相は、1989年に起こった珊瑚事件をもち出し「(朝日は)なかなか謝らなかった」と言うと、今度は福島第一原発事故での吉田調書や従軍慰安婦問題における吉田清治証言を取り上げ、「吉田所長の調書。これも最初は全然謝らなかった」「吉田清治の証言にいたってはですね、これはまさに日本の誇りを傷つけたわけであります」と主張したのだ。

 いったいこの男はいつまで同じインチキな印象操作を続けるつもりなのか。本サイトで何度も書いているが、従軍慰安婦の強制連行をめぐる吉田証言は朝日新聞だけの誤報ではない。産経や読売、毎日も吉田氏を記事で紹介しており、産経は〈被害証言がなくとも、それで強制連行がなかったともいえない。吉田さんが、証言者として重要なかぎを握っていることは確かだ〉とまで書いていた。

 ところが安倍首相と応援団は「朝日新聞が日本の誇りを傷つけて、強制連行という間違った情報を世界に広めた」と事実を歪め、慰安婦の軍関与や強制連行の事実をなかったことにする世論誘導に使ったのだ。

 それをいまごろになってまだ「日本の誇りを傷つけた」だのと繰り返しているのだから、もはやパラノイアとしか思えない。

 だが、それよりも聞き捨てならなかったのは、安倍首相がいの一番に取り上げた、この問題についてだ。

「かつてですね、私がNHKに圧力をかけたという、まったくこれは捏造の報道をされたことがあります。そして朝日新聞は検証したんですが、私が圧力をかけたという事実を掴めることができなかったという検証だった。でも、彼らが間違ったとは一度も書かない。で、私に一度も謝らない」

本と雑誌のニュースサイト/リテラ

トピックスRSS

ランキング