弁護士7人が考えた「電車内で痴漢に間違えられないためにとるべき行動」

シェアしたくなる法律相談所 / 2014年9月16日 12時5分

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先日公開した「痴漢に間違われた時にどうするべきか」を弁護士8人に聞いた記事に大きな反響がありました。

※痴漢に間違われた時「絶対にやってはいけないこと」 弁護士8人に聞いてみました

様々な反響がある中で、「そもそも痴漢に間違われないためにはどうすれば良いのか知りたい」という声が多く届き、今回は、「痴漢に間違われないためにするべきこと」をシェアしたくなる法律相談所で書いている先生から7名に聞いてみました。

迷惑防止条例違反、いわゆる「痴漢」は、男性から女性に対してのみならず、女性から男性に対しても、また、同性間においても成立しますが、今回は男性から女性に対しての痴漢を前提に答えて頂きました。

星野法律事務所

●長塚希弁護士

痴漢に間違われないようにするためには、(1)なるべく女性のすぐ近くに立たない、(2)紛らわしい場所に手を置かない、(3)つり革を掴んだりかばんを持ったりすることで空いている手をつくらないようにする、等の対策を取ることが基本であると思います。これらについては既に実践されている方も多いのではないでしょうか。

しかし、満員電車ではなかなか思うように動けず、上記の対策が実践できない場合もあり得ます。そのような場合は、例えば手が触れてしまっている女性に対して、あらかじめ「すみません」などと声をかけておくことで悪意がないことをアピールすることが、誤解を避けるために有効かも知れません。自分の経験からしても、そのような声をかけられた場合、声をかけた人が痴漢であるとは通常考えないように思います。

琥珀法律事務所

●寺林智栄弁護士

痴漢に間違われないようにするために一番良いのは、「両手を上にあげておく」ということだと思います。手荷物は網棚の上にあげて、両手で吊り革をつかんでおくと、自然ですしよろしいのではないでしょうか。

私の知人の弁護士で、「電車内では常にスマホを両手に持って操作しているので、自分は痴漢に間違われないだろう」などと言っている人がいましたが、見た目に怪しいですし、ひょっとすると盗撮の準備でもしているように見えてしまうかもしれないので、個人的にはあまりお勧めできません。

また、男性の場合は、可能であれば、女性の乗客の近くに立たないということも防衛策のひとつではあると思います。ただ、同性同士の痴漢行為もあり得なくはないので、100%の防衛策とはならないのではないでしょうか。

広尾総合法律事務所

●桐生貴央弁護士

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