サンタクロースが犯している違法行為を弁護士が解説

シェアしたくなる法律相談所 / 2014年12月14日 19時39分

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12月に入り、イルミネーションが輝き、クリスマスが近づいてきたことを感じさせてくれます。

クリスマス当日にはトナカイを先頭に、ソリに乗ったサンタクロースが街中の子ども達にプレゼントを配ってまわります。雪の降るに夜に鈴の音を響かせながら……とロマンチックなお話ですが、弁護士としては見過ごす訳にはいきません。

なぜなら、サンタクロースの行為は様々な違法行為をしている気がするからです。

そこで、今回は、夢も希望もありませんが、一般的に言われている「サンタクロース」が犯している犯罪行為は何か?どのような罪なのかを紹介します。

■ソリで空を飛ぶ

航空法により原則として飛行計画の承認が必要です。

航空法97条は、航空交通管制圏、航空交通情報圏の空港等から出発し、または航空管制圏等を飛行しようとするときは、国土交通大臣から飛行計画の承認を受けなければならないことを定めています。

自家用・事業用は問いません。

なお、そもそもトナカイは航空法の規制対象である「航空機」に当たらないのではないかという疑問もあります。

航空法では、「航空機」を、人が乗って航空の用に供することができる飛行機、……飛行船その他政令で定める航空の用に供することができる機器、としていますので、航空機に含まれる可能性はあるでしょう。

■煙突から侵入

定番の侵入方法ですが、皆様の予想どおり、無断で入る場合は住居侵入罪となるおそれがあります。

しかし、世間や少なくともその地域で、サンタクロース(あるいはサンタクロース役の人)が煙突から入ってプレゼントを置いていくことが一般的な慣習となっていたり、むしろ歓迎され、その家の管理者(通常は居住者である親)の黙示の承諾や招待があれば、住居侵入罪とはなりません。

■外国から勝手に飛んで入国

入管法違反です。

場合によっては、領空侵犯とされて自衛隊機がスクランブル発進することもあるかもしれません。

サンタクロースは見つかり次第、入管法違反の刑事手続と、行政手続である強制退去措置を採られる憂き目に遭います。

■トナカイで道路を走行

自転車と同じようにルールを守れば、通行することは可能です。

馬や牛、トナカイ、像といった動物に乗って通行する場合、トナカイ等の動物は道交法上の軽車両となり、自転車と同じ扱いとなります。トナカイによって引かれるそり(リヤカー)も自転車と同じ軽車両扱いです。

自転車と同じということは、基本的に通行させることは適法です。

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