あなたは大丈夫? 「振り込め詐欺被害」に遭う人の特徴と対策

シェアしたくなる法律相談所 / 2014年12月25日 20時36分

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2004年にピークとなった「オレオレ詐欺」の登場からまもなく10年が経ちます。

その間、手口は徐々に変わってはいますが、1o年もの間、衰えることなく被害が増え、2014年には振り込め詐欺の被害額が過去最高を記録しました。振り込め詐欺の報道がない日はないといってよく、現在も日本の各地で何人もの人が狙われ、被害にあっていることでしょう。

これだけ手口などが認知されてきている現在でも、被害がなくならないのは詐欺の手口や方法が巧妙化してきていることによります。しかし、その内容を見てみると、共通していることも多くあります。

近年注目されている詐欺事件は、どういったものなのでしょうか。また、詐欺に遭わないようにするためにはどうすればよいのでしょうか。詐欺事件を扱ってきた経験を踏まえて解説していきます。

■特殊詐欺とその被害者

近年多発している詐欺について、警察などでは特殊詐欺と呼んで対応を強化しています。

詐欺の中でも、特殊詐欺と呼ばれるものの特徴は、(1)電話などを利用して対面しないこと (2)振込させたり現金を郵送させたりすること (3)被害者が不特定多数であること等にあります。

代表的なものは振り込め詐欺であり、その中には、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、還付金詐欺等があります。そのほかには、未公開株詐欺などの投資詐欺等があります。

このような詐欺の被害にあう方の中には、多くの方と信頼を築いてきた誠実な方や、大過なく幸せな家庭を築かれてきた方などが珍しくありません。特殊詐欺は、このような方々の信頼に付け入る極めて悪質な犯罪といえます。

■少し人を疑ってみましょう

ここでは特殊詐欺をして人を騙そうとする人を「詐欺師」、騙される側を「被害者」として説明しますが、特殊詐欺の特徴として、詐欺師が被害者と対面しないという点があります。

被害者からすれば、相手の顔が見えないのに、なぜ信用してお金を送ってしまうのでしょうか。大きく2つの理由をあげることができます。

(1)被害者が慌ててしまう

オレオレ詐欺や架空請求詐欺等に見られる特徴ですが、被害者を慌てさせ、冷静な判断力を奪う手口があります。慌てさせる口上として、「至急必要なお金をなくした」「事故をおこして示談金が必要」「未払いがある。裁判になってしまう」などというものがあります。

このようなことを言われたら、「家族が大変だ!」「裁判にされる!どうしよう!」と思うかもしれません。

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