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100万円の借金を踏み倒されそう…どうしたら取り戻せる?

シェアしたくなる法律相談所 / 2017年4月16日 20時45分

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*画像はイメージです:https://pixta.jp/

「貸すなら返ってこないと思って貸せ」とは、人にお金を貸す際によく言われる言葉です。実際、友人にお金を貸したけど返してもらえないという話は珍しいものではありません。

悲しいのはお金が戻らないことだけではないでしょう。助けてあげたいと大事なお金を貸すほどの友情や好意をもっていた相手からの裏切りは、金額以上に大きなショックとなります。

人間関係を失うのだったら、せめてお金だけは取り返したい! しかし「返せ」と言って返してくれるのなら苦労はない……。こんな時、何か打つ手はあるのでしょうか? 和田金法律事務所の渡邊寛弁護士にうかがいました。

■個人間の借金は踏み倒した者勝ち!?

以下のようなケースでは、お金を返してもらうために、一体どのような方法があるでしょう?

知人に頼まれ借用書なしで合計100万円以上貸したが、約束の期日を過ぎても返金がない。電話やメールで催促すると「返す」とは言うものの、一向に支払われないまま2年が経過した。電話で怒鳴りつけたところ、警察に脅迫だと通報され、接触を禁じられている。

「ストーカー等ではないので、警察の接触禁止の指示は任意の注意と思われます。もっとも、直接の働き掛けで支払いに応じるとも思えませんし、再度のトラブルとなりかねませんので、法的手続きの利用を考えた方がよさそうです。

支払督促、訴訟、調停など法的手続きを利用しても、公の機関が当事者の代わりに回収してくれるわけではありませんので、貸金の回収は簡単ではありません。

貸金債権の存在は請求者が立証しなければなりませんし、勝訴しても、差し押さえる財産がないと強制執行できません。財産や収入がないとどんな手段でも回収は不可能なため、財産がない人への請求は現実的に難しいことが多いです」(渡邊弁護士)

借用書がなくてもメールや電話などで貸したことが証明できる記録があれば、打つ手はあるようです。しかし、法的手続きや弁護士費用などのコストがかかる上に、相手にお金がなければ取り戻すことはできません。

■精神的苦痛を受けても慰謝料請求はできない

お金を失い関係性も失うという二重のショックは計り知れないものです。契約の不履行や通報などの精神的苦痛を理由に慰謝料を請求することはできないでしょうか?

「できません。相手が返金しないことは借りたお金を返すという金銭債務の不履行になります。

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