あの頃とは違う感覚で読める。大人へ送る3冊のクリスマス絵本

まぐまぐニュース! / 2015年12月22日 2時30分

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もうすぐクリスマス。お外にでかけてイルミネーションを楽しむのもいいですが、あたたかいお家で絵本を読みつつ聖夜を感じるのも素敵な過ごし方かもしれません。無料メルマガ『大人のための絵本ガイド』では、クリスマスにオススメの絵本があらすじとともに紹介されています。

クリスマスにまつわる絵本3冊

クリスマス・シーズンですね。今回は、クリスマスにまつわる絵本を3冊ご紹介します。

『ぐりとぐらのおきゃくさま』

(中川李枝子・作/山脇百合子・絵)

有名な「ぐりとぐら」シリーズ中の1冊です。

主人公のぐりとぐらは仲良しのノネズミ。冬が訪れ、彼らが住む野原が一面、雪で覆われてしまいました。

雪合戦をしていたぐりとぐらが、雪野原で「おかしな あな」を見つけました。地面に大きな穴があって、それがずっと先の方まで続いているのです。長靴の足跡のようです。

2人は足跡の主を見つけるために、穴をたどっていくことにしました。やがて、一軒の家にたどり着きました。そこのドアの前で穴は消えています。「なんだか みたことのある ばしょ」です。それもそのはず、その家はぐりとぐらの住まいでした。

ドアを開けると、大きな長靴があります。壁には赤いオーバーや赤い帽子がかかっています。2人が不思議に思っていると、今度はカステラを焼く匂いが漂ってきました……。

 

『サンタおじさんのいねむり』

(ルイーズ = ファチオ・原作/前田三恵子・文/柿本幸造・絵)

柿本幸造さんのかわいい挿絵が楽しめる絵本です。ストーリーも、ほのぼのとしています。

ある年のクリスマス・イブ。サンタがプレゼントを配りに出かけようとしています。サンタの奥さんがサンドイッチとコーヒーを渡しながら、町に着くまで食べないようにとサンタに言いました。「おなかが いっぱいに なると ねむくなって」しまうからです。

サンタは、トナカイにそりを引かせて町を目指しました。でも途中で、ひどく眠くなってしまいます。クリスマスの準備で忙しくて疲れていたのです。サンタは森の片すみで一休みすることにしました。

はじめは、眠気を払うためにコーヒーを飲むだけにしようと思っていました。でもサンタは、ついサンドイッチの箱を開けてしまい……。

 

『ちいさなもみのき』

(マーガレット・ワイズ・ブラウン・作/バーバラ・クーニー・絵/かみじょうゆみこ・訳)

バーバラ・クーニーの素敵な挿絵が光る傑作です。クリスマスにちなんだ絵本らしく、挿絵の色は赤と緑が基調になっています。

森の外れに小さなモミの木が1本、立っていました。ほかのモミの木たちと離れて立っているので、寂しさを感じていました。冬のある日、あたり一面、雪で覆われたなかを男の人がやってきました。

男の人はシャベルで、小さなモミの木を傷つけないように掘りだすと、肩に担いで家に持って帰りました。家では、脚の悪い男の子が待っていました。外に出られない男の子のクリスマス・ツリーにしようと、お父さんは男の子の部屋に小さなモミの木を置きました。

春になると、モミの木は元の場所に戻されました。夏になり、秋になり、また冬になりました。その年のクリスマスの前にも、モミの木は男の子の部屋に連れていかれ、春になってから森の外れに戻されました。

ところが、です。その次のクリスマス・シーズンには、待てど暮らせど男の人は現れませんでした。雪の中でモミの木はひとりぼっちでした。でも、ある晩、「ずっと とおくから、いてついた のはらをこえて、クリスマスキャロルが きこえて」きて……。

image by: Shutterstock

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