死刑にして下さい。ビートたけしの母に学ぶ、騒ぐマスコミの黙らせ方

まぐまぐニュース! / 2016年6月21日 11時0分

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騒動の末、都知事辞任にまで追い込まれた舛添要一氏。問題の根源はもちろん本人にあると言えますが、無料メルマガ『がんばれ建設~建設業専門の業績アップの秘策』の著者・降籏達生さんは、「佐々木弁護士同席の会見に大きな問題があった」と分析。これとは対照的なビートたけしさんの母・さきさんの「フライデー襲撃事件」時のインタビューを取り上げ、両者の違いと舛添氏サイドの「何が悪かったのか」を読み解きます。

「あんなどうしようもないのは、死刑にでもしてください」

舛添さんの問題はついに都知事辞任という形になりました。

このように本人にとっては望まない形になって問題が終結する場合と、同じような不祥事でも大きな問題にならず、時間が経つと立ち消えになることがあります。その違いを考えてみました。

私は舛添さんのもっとも問題な行動は、佐々木弁護士同席の記者会見だったように思います。記者が質問や反論をしても、元検事の佐々木弁護士はやや恫喝口調で言い返しました。そして見事にマスコミを説き伏せました。さすが元検事だと思いました。しかしその後マスコミからの反撃は凄まじいものでした。

昔「フライデー襲撃事件」というのがありました。1986年(昭和61年)12月9日、お笑いタレントのビートたけしたけし軍団ら12名が写真週刊誌『フライデー』(講談社)の編集部を襲撃した事件です。そもそもはビートたけしさんと交際していた女性に取材しようとした記者が、その女性にけがをさせたことが発端でした。

その時もマスコミが大騒ぎでビートたけしを批判しました。そして、ビートたけしさんの母親さきさんに対してテレビインタビューし、コメントを求めたのです。

するとさきさんは「あんなどうしようもないのは死刑にでもしてください」と言ったのです。

記者は唖然としました。当時、暴力をふるわれたマスコミ側の反応は強烈だったのですが、あの会見で一気に流れが変わってしまいました。「死刑」以上重い刑はありませんから。

後で、たけしさんがお母さんに「なんであんなひどい事を言ったんだよ」と電話したところ、お母さんは「ああでも言わないと騒ぎがおさまらないでしょ」と答えたそうです。

お母さんのさきさんは、あのインタビューの場で息子をやっつけ結果として守ったのです。

もし佐々木弁護士が「法には抵触しない」というだけでなく、「現行の政治資金規制法には抵触しないものの、公私混同は許されるべきではなく猛省すべきだ」と舛添さんをやっつけていたら、その後の状況は変わったかもしれません。これは、舛添さんの人選ミスだったと思います。

現場代理人が現場でミスをしたとしましょう。発注者は怒るででしょう。そんなとき、社長や部長が、現場代理人をかばうのではなく「あんなどうしようもないのは、死刑にでもしてください」とでもいうと、発注者は「まあまあ、そこまでしなくても…。」などと言って問題が終結に向かうかもしれません。

舛添問題からは多くのことを学べます。

image by: Andrea Raffin / Shutterstock.com

 

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ダム、トンネル等大型建設工事の参画経験を有し、テレビ、ラジオ、新聞に出演中の降籏達生さんが、「儲かる」「身につく」建設(土木、建築、設備、電気、プラント)関連情報を厳選。建設業の業績アップ、技術者育成、技術提案、原価低減ネタを紹介します。

出典元:まぐまぐニュース!

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