武田教授が指摘。軍隊を悪と思う日本人が多い訳は「朝日」にあり

まぐまぐニュース! / 2019年2月11日 5時5分

写真

国や家族を守るために軍隊はあり、日露戦争の頃であれば、戦わずして占領された場合には100倍の国民が犠牲になっていたと指摘するのは、『武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』』の武田邦彦中部大学教授です。軍隊の存在を悪と思っている人が多いのは、朝日新聞が自らの過ちを隠すために戦争の責任を日本軍に擦り付けたからだと断じる武田教授は、戦闘機F35を105機購入のニュースに接し、大人になって初めて安心したと告白しています。

軍隊を否定する人々は、軍隊の真の意味を理解していない

日露戦争のさなか、当時の人気詩人、与謝野晶子が「君、死に給うことなかれ」という詩を発表し、満州で戦う弟を思う気持ちを吐露したと評判になりました。今でも時折、「反戦」の一つのシンボルとして話題になることがあります。 歴史には「もし」がありませんから、むつかしい問題ですが、もし日本が日露戦争を戦わなければ、日本はロシアに占領され植民地となり、最低でも婦女子を含めて500万人程度は殺戮され、日本で生まれた富の多くがロシアに持っていかれて悲惨なことになったでしょう。

これは単なる推察ではなく、大東亜戦争後のソ連による日本人の抑留では約60万人が抑留され、6万人が死んでいる。またイギリスのインド支配では100年間に2億人の人口のうち、約2000万人が犠牲になったとされています。いずれにしても、植民地や抑留という場合、人口の10%が殺害されるのが普通です。

明治の終わりの人口が約5000万人ですから、もしロシアに占領されていたら日本人は500万人ぐらいが殺害されていたということになるのです。日露戦争の日本軍の戦死者は5万人余ですから、兵士は1人で100人分の命を救ったことになります。

当然のことですが、「軍隊」というのはその国を守るために存在するのですから、軍隊が国民の代わりに戦って死ぬもので、もし軍隊が戦うのと、戦わない場合と死者の数が同じなら、どの国も軍隊など持つはずもありません

敵国への攻撃が正当となる「専守防衛」とは

たとえば、兵士一人の死で1億2千万人の日本人の命が全部助かるなら、軍隊に反対する人はいないでしょう。つまり問題は「平和のために何をするか」ということであって、「軍隊がいなければ平和になる」ということはありません

でも、このような誤解が生じるのは、先の大東亜戦争が起こったのは「日本軍がいたからだ」と思っている人が多いからでもあります。実際には真っ先に命を捨てなければならない軍隊は開戦にはあまり積極的ではありませんでしたし、陸軍はアメリカと戦うのは反対、海軍は1、2年は持つが、そのあとは自信がないといっておりました。むしろ、開戦を主張したのは朝日新聞(当時、もっとも先鋭な開戦論で、対米戦争に反対するものは自決しろとすら迫った記事を載せていました)に踊らされた日本人自体だったのです。

でも戦後、戦いに負けて黙っている軍隊に対して、朝日新聞は自らの過ちを隠すために日本軍に罪を擦り付けただけなのです。なんで、こんなことに現代の日本人が騙されるのか不思議です。

ところで、暮れになって自衛隊がアメリカの戦闘機F35を105機購入するというニュースが報じられていました。私は大人になってからはじめて「ああ、これで自分の命も、子供の命も守ることができる」と安心しました。日本に攻めてくるのは中国ですが、F35を100機持っていれば、中国もおいそれと日本に攻めてくることはできませんし、沖縄も守ることができます

また、憲法9条は戦争(交戦)を認めていないのであって、これは対等の立場にある二つの国が戦争をしてはいけないとしています。「自衛権」(自分や家族の命を守る)というのは憲法をもっても禁止できない(生存権は制限できない)ことは合意されていますので、F35は問題はありません。おそらくF35の購入を「憲法違反」として訴える人はいないと思います。

image by: Osugi / Shutterstock.com

MAG2 NEWS

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング