相手と距離を取りたいときにも使える。正しい敬語を学べるサイト

まぐまぐニュース! / 2019年4月12日 21時20分

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尊敬語は「ご覧になる」、丁寧語は「見ます」、では謙譲語は?といった具合に、ややこしいルールのある敬語。しかしきちんと使いこなせれば、諸々のことがスムーズに進むこともまた間違いありません。今回の無料メルマガ『1日1粒!『幸せのタネ』』では著者の須田將昭さんが、わかりやすくルールを記した文化庁発行の『敬語の指針』や、コミュニケーションツールとしての敬語を自在に使いこなす楽しさを紹介しています。

「敬語の指針」を手掛かりに

日本語の「敬語」についてあらためて見直そうと思うときに、まず目を通していただきたいのが、文化庁がかつて発表した『敬語の指針』です。

 ● 文化庁「敬語の指針」(PDF)

「敬語のルールを今一度」では、敬語の使い方で難しいと感じるときには、ルールの側面と現場での判断の二側面があると書きました。そのうち、「ルール」に関しては、この「指針を読むと随分とわかりやすく書いてあると思いますのでぜひ参照してください。

ただ、最初から読んでいくと難しく感じてしまうかもしれないので、後ろの方の「使い方Q&Aから読むのも手です。自分が疑問に思っていたことなどが取り上げられていて、ルールを長々と読むより、簡単に解決してしまうかもしれません。

「敬語」というシステムは、会話の中で、相手のことをどのように思っているかを表明するシステムです。「指針」では、「相互尊重」と呼んでいます。相手をどのように大切に思っているか、です。その気持ちをきちんと表す「自己表現」が敬語です。

敬語を使うときには、一般にすぐ思いつくような「上下関係」だけではなくて、いろんな要素があります。例えば、親しさの度合いというのもあります。「同僚」は「上下関係」はないはずですが、初対面のときには、普通は丁寧に話すものです。いきなりタメ口で話されると「なんだかずかずかと入り込んでくる人だなあ」と思われると思います。適切な距離感を表現するのも敬語なのです。最初は丁寧に話しつつも、やがて親しみが増せばくだけた表現も増えていくでしょう。

また、上下関係があっても、対外的には身内と見なされる関係であれば上司のことも呼び捨てにする、というのも「距離感」の一つですね。

いろんな要素を瞬時に判断して、適切な表現を選ぶ、というのは確かに困難なものですが、きちんとした敬語表現を身につけることは、コミュニケーション能力を高めるという点で非常に大きな武器になることもおわかりいただけたでしょうか。うまく使えば、相手への敬意も親しみも、あるいは距離を取りたいと思っていることも、自在に表現できるのです。なかなか便利なシステムですよ。

とはいえ、「指針」なんてよむのも大変…という方には、同じく文化庁のサイトなのですが、こんなページがあります。

 ● 敬語おもしろ相談室

ベースにあるのは「指針」ですが、動画を使いながら指針の内容をわかりやすく理解しやすく伝えてくれています。主要なところはこれでも十分に理解できますので、ゆっくりと見直してみてはいかがでしょうか?

image by: Shutterstock.com

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