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【あつ森】「国際ミュージアムデー」イベントで気づかせてくれた“何もしない”楽しみ

マグミクス / 2020年6月1日 17時10分

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■寄贈しただけで満足してはいけない、博物館での過ごし方

 ニンテンドーSwitch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』(以下:あつ森)では、2020年5月18(月)から31日(日)まで「国際ミュージアムデー」にちなんだイベントが開催され、期間中はゲーム内の博物館で景品付きのスタンプラリーが実施されました。

「ムシ」「サカナ」「かせき」……プレイヤーが島生活のなかで入手できるこれらのアイテムは、家具として部屋や島に飾るほか、博物館に寄贈することもできます。寄贈したアイテムは展示品となり、その島で生活する誰もが鑑賞できるようになります。

「国際ミュージアムデー」のスタンプラリーは、それぞれの展示コーナーにある各3種類のスタンプを集めると景品がもらえる、という内容でした。達成の難易度は決して高いものではなく、人によっては少し単調にも思えるスタンプラリーは、内容そのものよりも博物館を歩き回ることに意義があったのではないかと考えられます。

 博物館への寄贈は、展示品を豊かにする”コレクション”としての楽しみこそありますが、寄贈したことだけに満足してしまい、しっかりと展示品を眺める機会がなかったプレイヤーも少なくないはずです。

 スローライフを提供する『あつ森』ですが、熱中するプレイヤーは島の景観作りに精を出したり、一緒に住みたい住人を誘致するために奔走するなど、プレイ次第では忙しい生活にもなってしまいます。

 もちろん、特定の遊び方を強要することが一切ないゲームなので、遊び方は人それぞれでよいはずです。だからこそ、今回のイベントは簡単に達成できる一方で、博物館でゆっくりする機会を設け、ゲーム内で“まったり”する楽しみも提示しているように受け止めることができます。

 今作『あつ森』は、展示物のリアリティが話題にもなっており、博物館内にも凝らされる細かいギミックなども見どころが満載。画面を見つめているだけでもゲームを楽しめてしまいます。

「何もないから、何でもできる」は『あつ森』のキャッチコピーのひとつですが、同作は「何にもしない」楽しみも私たちに届けてくれているのではないでしょうか。

(マグミクス編集部)

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