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『ロボコン』の声は常に全力で! 斎藤千和さん、芝居を支えた子供への思い

マグミクス / 2020年8月1日 17時10分

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■「子供たちを爆笑させる芝居」を

 特撮ロボットコメディ「ロボコン」シリーズの、20年ぶりとなる最新作『がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻』が2020年7月31日(金)から上映されています。ロボコンの声を務めるのは、声優の斎藤千和さん。同作でのロボコンのイメージやその魅力についてお話を聞きました。

 同作でのロボコンは、ロボットスクールから町の中華屋「全中華」へお手伝いにやってきて大活躍(?)します。出前のタンタンメンを持ってトルネード婆々のもとへ届けに行く途中、ロボコンはオカモチを振り回してしまい、中身のタンタンメンがすっかり汁なしになってしまいます。これをきっかけに、ロボコンの恋するロビンをも巻き込んだ地球規模の大騒動に発展するというのですが……?

* * *

ーー『がんばれいわ!!ロボコン』でのロボコンはテンション高めの役です。アフレコも最初から全力だったのでしょうか?

斎藤千和さん(以下、斎藤) 最初からマックスでしたね。「一瞬でも手を抜いたらNG」みたいな雰囲気があったので、常に全力の状態でやりました。終わったあと、しばらくしゃべれないというくらいフラフラになりました。

ーー長年愛されるロボコンというキャラクターを演じるうえで、プレッシャーはありましたか?

斎藤 昭和のロボコンはかなり意識していました。昭和のロボコンが好きだった人に、「このロボコンはないな」と言われたらどうしよう……と思っていました。

 でも、子どもの送り迎えをするときに「ロボ根性」とか「おいらロボコン」と言ってみたら、子どもが笑ってくれて……その時に「子どもを意識するべきなんだ」と気づきました。

 大人をノスタルジーに浸らせるのではなく、子どもたちを爆笑させるものを作れば、子どもの頃に見ていた人たちにも響くだろうと思っています。子どもたちを楽しませるのが、私の演じるロボコンの答えだと気づいて、そこからプレッシャーはなくなりました。

■「全力で生きている」って、とても魅力的

『がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻』で活躍するロボコン(左)

ーーロボコンの魅力は何だと思いますか?

斎藤さん 「全力感」かな、と思います。自分の子どもを見ていて思うんですが、眠くてしょうがないのに寝ずに泣いたり、意味が分からない行動したりと、全力で生きている子供からパワーをもらうことがあります。

 ロボコンのように常に全力疾走で、ある日突然オーバーヒートするのって、私のなかでのヒーロー像なんですよね。かっこいいことをしようとして、かっこいいことができないところが魅力だと思います。

ーーリフレッシュのためにしていることはありますか?

斎藤 子どもがふたりいるんですが、どちらかと30分でも遊びに行くようにしています。娘は5歳で、公園で一緒におやつを食べていると、生意気にも恋話とかしてくるんですよ(笑)。

ーーこのコロナ禍のなかで感じたことを教えてください。

斎藤 「頑張らなきゃ」とか「何かしなきゃ」とか、そういうのがきつくなるんだな、と思いました。でも、ロボコンの「がんばれいわ!!」だと、そうでもないかなと思います。ロボコンは「0点」を出されたり、きつい仕打ちを受けても悲観していません。今だからこそ、このようなスピリットを持っていたいですし、効率ばかり優先するのではなく、ゆっくりと時間を使うように心がけています。

ーーファンの方、映画を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

『がんばれいわ!!ロボコン』での芝居は、今までの私のイメージとは違うものに仕上がっていると思います。それでも私は、ロボコンを演じるうえで自分が一番楽しいと思うことをさせてもらいました。

 かっこ良かったり、きれいだったりするものとは違うかもしれませんが、いま私が皆さんに伝えたい、感じてほしい気持ちがロボコンに入っているので、ぜひ映画を通して元気になってもらいたいと思います。

※映画『がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻』7月31日(金)より全国公開中です。

(C)石森プロ・東映

(マグミクス編集部)

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