フル3Dで描かれた第5作 GC版『テイルズ オブ シンフォニア』が発売《今日は何の日》

■「テイルズ オブ」シリーズ初の完全3D作品

　ゲームキューブ用ソフト『テイルズ オブ シンフォニア』は、2003年8月29日にナムコ（現・バンダイナムコゲームス）より発売された「テイルズ オブ」シリーズ5作目です。災厄を招く「ディザイアン」に支配されつつある世界「シルヴァラント」を舞台に、主人公の少年「ロイド・アーヴィング」（CV：小西克幸）は平和を取り戻すべく故郷の村を出発。幼なじみの少年「ジーニアス・セイジ」（CV：折笠愛）、そして世界再生の鍵を握る神子の少女「コレット・ブルーネル」（CV：水樹奈々）ら仲間たちと過酷な運命に立ち向かいます。

　本作の最大の特徴は”ゲーム内ビジュアルの変化”。従来シリーズに見られた2Dグラフィックから、ポリゴンを多用した完全3Dグラフィックへと移行しました。この仕様に伴い、戦闘システムも3D空間を強く意識した「XL-LMBS」（マルチライン・リニアモーションバトル）を採用。また2004年9月22日には、主題歌の変更、新規アニメパートおよび大量のサブイベントを収録したプレイステーション2版もリリースされました。

（龍田優貴）