「アニソン盆踊り」で有名な神田明神、『あつ森』での試み お祭り本来の目的を達成?

マグミクス / 2020年9月2日 14時10分

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■来年の無事開催を胸に、島へ参拝しにいける!

 東京都千代田区の「神田明神(神田神社)」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年8月の中旬に開催していた納涼祭りを中止。「お祭りの雰囲気だけでも味わって欲しい」という思いから、Nintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』(以下、あつ森)内でお祭り会場を再現する試みを行っています。

「アニソン盆踊り」をはじめとし、これまで納涼祭りにさまざまなカルチャーを取り入れてきた「神田明神」が作る「かんだみょうじん島」は公式Webサイト内にて島を案内する動画が公開されています。また、9月30日(水)までは「ゆめみの夢番地」が公開されており、実際に島に赴くことも可能です。

 今回の試みは、空想の神社を『あつ森』内に創造するのではなく、現実の「神田明神」をゲーム内に再現したことが特徴のひとつ。

 提灯で埋め尽くされた「随身門(ずいじんもん)」を抜けて境内に入ると、「たこ焼き」や「お面屋」などバラエティ豊かな屋台が並び、境内の中央には盆踊りの櫓(やぐら)が設置されています。

 実際に「神田明神」の納涼祭りを訪れたことがあるプレイヤーであれば、共通点を探す楽しみを見つけることができるのではないでしょうか。

 お祭り気分を盛り上げる工夫は島の外観だけではありません。BGMとして「けけおんど(音頭)」が流され、「シャボン玉」や「てもちはなび」など使い捨てのアイテムも設置されています。

「夢番地」機能を使った渡航は見学を目的にすることが主ですが、「かんだみょうじん島」はさまざまなギミックを用い、訪れたプレイヤーが”楽しむ”ことを目的に造られた島であることにも特徴があります。

 また、期間限定で解放された「かんだみょうじん島」に訪れることは、同じ思い出を同じ時期に作れるという点において、お祭り本来の目的を部分的に達成しているとも捉えることもできそうです。

 もともと納涼祭は夏の暑さを紛らわせることを目的に開催されるお祭り。「かんだみょうじん島」は猛暑のみならず、コロナ禍の影響で増えた”おうち時間”の息苦しさから気をそらしてくれる試みかもしれません。

 そうは言っても『あつ森』内で味わえるのはあくまで雰囲気。お祭りムードに触れることで早くも来年の納涼祭りが無事開催されることを願ってしまいます。

「かんだみょうじん島」を訪れた際には、早く日常が戻ってくることを胸にキャラクターを通して参拝をしてみるのも良いかもしれません。

(ふみくん)

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