【漫画】学生バイトへのパワハラでクビ、うつ病に…「若い子が怖い」「俺を恨んでる」

マグミクス / 2020年9月22日 11時10分

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■パワハラをした後悔から「今、できること」を考えた結果…

 定時制高校に通う女性・七海は、同じクラスの28歳男性・酒井さんを「どこかで見たことがある」と気になっていました。彼は七海がよく行くスーパーの社員で、学生バイトをよく叱っていました。中卒で長年働いていた彼は、仕事に対する熱意のあまりバイトを叱っていたのですが、「パワハラ」と受け取られ、店を辞めさせられていたのでした……。

 浦部はいむさん(@urabehaimu)による創作マンガ『夜間高校(定時制)に通い始めた28歳男性のお話です』がTwitterで公開されました。本作品は、Webメディア「マトグロッソ」にて連載されていた、定時制高校を舞台としたマンガ『高校生を、もう一度』のなかの1エピソード。浦部はいむさん自身が定時制高校に通っていた経験をもとに、さまざまな年齢や境遇の同級生たちがふれあうさまを丁寧に描いています。

 今回のエピソードでは、自分が若者に行ったパワハラがきっかけでうつ病になってしまった男性が、定時制高校で若者と関わっていく様子が描かれています。読者からは「いい話」「酒井さんが変わることができてよかった」などの声や、「バイトに社員と同じレベルを求めるな」「このように自分の発言を後悔できる人は少ない」など、さまざまな声が寄せられました。

 作者の浦部はいむさんに、お話を聞きました。

ーー『夜間高校(定時制)に通い始めた28歳男性のお話です』のエピソードについて、浦部はいむさんが定時制高校に通っていた時に実際このような方がいらっしゃったのでしょうか?

 28歳男性のモデルはいませんが、バイト先でのパワハラはよく目撃し、やめていく仲間を目にしていたので、それをもとにお話を作りました。

ーーパワハラ、うつ病といったセンシティブな内容が描かれていますが、作品の描写で難しかった点、気を付けた点などがありましたら教えて下さい。

 気をつけた点は、マンガですが現実にありそうなお話にすることです。このお話を読んであまりいい気分ではない、というのをコメントで知り、いろいろ考えました。

仕事に対する熱意から、バイトに怒鳴ってしまった(浦部はいむさん提供)

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 年下にどう接したらいいか悩んでいるという方から「これを読んで参考にしたいと思う」とコメントをいただき、印象に残りました。

ーー今回のマンガも含まれた単行本『高校生を、もう一度』が2020年10月17日に発売予定です。見どころなどをご紹介いただけますか?

 見どころは、個人的にはあとがきです。また、作者本人の定時制高校にまつわるエッセイが載っています。

ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?

 描いたマンガやイラストを見て、誰かが喜んでくれたらいいな、と思いながら描いています。

(マグミクス編集部)

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