1話から『鬼滅』イジる? アニメ『おそ松さん』第3期、ほぼ初見でも心奪われる展開

マグミクス / 2020年10月23日 18時10分

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■ブラックジョークやブラックユーモアがてんこ盛り

 赤塚不二雄のマンガ『おそ松くん』を原作としたTVアニメ『おそ松さん』の第3期が2020年10月12日(月)深夜から始まっています。2015年の第1期放送で女性を中心に多くのファン層を獲得した同アニメの最新作に、ほぼ予備知識なしで挑んだ筆者が見どころを紹介します。

 アニメ3期第1話のタイトルは「降板」でした。1話目からいきなり降板? 頭の中はハテナだらけ。いくら前知識がないといっても、6つ子を演じる声優さんの名前は知っていました。ところが、1話が始まって登場したのは、全く別の声優さんたちが演じる「新6つ子」でした。

 この「新6つ子」を演じる声優陣がとんでもないメンバーなのです。「新おそ松」役が花江夏樹さん、「新カラ松」役が石川界人さん、「新チョロ松」役が島崎信長さん、「新一松」役が松岡禎丞(よしつぐ)さん、「新十四松」役が内田雄馬さん、「新トド松」役が村瀬歩さんという豪華さ。さらに加えて、男女の6つ子、外国人の6つ子まで登場しました。

 このままでは主人公の座を取られると感じた元の6つ子が、新6つ子をやっつけようとしたところ、奈落の底に落とされ、アニメ制作委員会(こちらは声だけ)、さらには元の6つ子の声優さん5人、櫻井さん、中村さん、神谷さん、福山さん、小野さんがアニメ化されて登場したのです(なぜか入野さんは登場せず)。アニメの世界で、キャラクターと声優さんが同じ声で会話するという不思議な世界が広がります。

 その後、「アニメキャラクター再生工場」に運ばれた元の6つ子でしたが、再生に失敗してしまい、なんとうんこの姿になってしまいます。ここからはもう、声優さん達がうんこという単語を連呼するのです。1話30分の間、何度笑って、大丈夫? と思ったでしょう。

■パロディあり、爆発あり。とにかくなんでもありのアニメ

第3期の放送にあわせ、アニメ専門チャンネル「AT-X」のCMにも「おそ松」が登場している(画像:テレビ東京グループ)

 後半、人間の姿に戻った元の6つ子はボロボロの姿に。街のステージでイベントをする新6つ子を見つめます。そして、一致団結し、新6つ子を襲撃するのです。次々と爆発などが起こり、新6つ子は吹っ飛んでしまいます。

 そんな混乱のなか、誰かが上に飛び上がったと思ったら、アニメ『鬼滅の刃』のパロディが始まります。主人公・炭治郎の服装をした元の一松が飛び上がり『壱の型!にゃんこ切り!』と、技を繰り出しました。手に持っているのは刀ではなく、刀のような形をした猫じゃらしです。

 セリフだけでなく、『鬼滅の刃』の主人公炭治郎の服が市松模様であることもかかっていると思われるパロディですが、「新おそ松」役の声を鬼滅の刃の主人公役でもある花江さんが出演しているなど、過去にもさまざまなパロディで話題をさらった『おそ松さん』らしい演出です。

 さて、カッコよく着地した一松でしたが、その後ろではまた爆発が起き、イベントを見ていたお客さんたちはさらに混乱を極めます。結局、とある理由で「新6つ子」の方が降板することになるのです……。

 アニメ3期のキャッチコピーは「いつまでたってもやっぱりバカ』ですが、まさに!と納得してしまうほどハチャメチャな内容で、まさに何でもありだと感じられます。ブラックジョークやブラックユーモアがたっぷり盛り込まれた同作の放送は、ファンはもちろん心待ちにしていたでしょうが、予備知識なしで入った筆者も、続きが楽しみで仕方ありません。

※アニメ『おそ松さん』は、テレビ東京ほかにて毎週月曜25:30~放送中。Amazonプライム・ビデオ、Netflix、dアニメストアなど各配信サービスでも配信されます。

(櫻野優里亜)

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