『アベンジャーズ』ゲームの新キャラ「ケイト」は、今後のマーベル世代交代の布石か?

マグミクス / 2020年10月26日 18時50分

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■10月配信の新コンテンツで登場した次世代ヒーロー

 アベンジャーズをテーマにしたゲーム『Marvel’s Avengers』は、2020年9月4日にスクエア・エニックスから発売され、1か月で5万5000本を売り上げました。プレイヤーがヒーローになりきり、他のプレーヤーと協力して戦うというアクションゲームです。

 本作では新たな“ヒーロー復活”の物語が描かれており、MARVELコミックスで初めて主人公となったイスラム教徒のキャラクター、女性ヒーロー“ミズマーベル”ことカマラ・カーンを中心に展開していきます。キャラクターの表現、セリフから、「アベンジャーズ」というコンテンツへの愛が感じられるように作られているゲームであり、映画とはまた違ったアベンジャーズのストーリーを十分に楽しめます。

 一見「無双シリーズ」のように敵をなぎ倒していくアクションゲームに見えますが、進行するにつれて楽に暴れるのは不可能になるほど難易度が上がり、回避やスキルを駆使して戦うことになります。現在、ストーリーをクリアした人向けのエンドコンテンツとしてさまざまなミッションが追加されている形ですが、10月下旬に配信予定のコンテンツでは「ケイト・ビショップ」がプレイアブルキャラクターとして登場し、プレイヤーのみならずアメコミファンの注目を集めています。

 メインストーリーの続きが描かれる新コンテンツ「AIMを狙え」で、マーベルコミックでの2代目ホークアイとして知られる弓矢の名手、「ケイト・ビショップ」が使えるようになります。

 映画『アベンジャーズ』でもおなじみの初代ホークアイであるクリント・バートンの弟子である彼女は、今後マーベル作品の展開で注目すべきキャラクターです。動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」向けに制作が決定しているホークアイのドラマシリーズでも、クリントから弟子ケイト・ビショップに“ホークアイ”の名が継承される予定とされており、新たな世代のマーベルヒーローの一角を担うキャラとして出てくるケイトは見逃せません。

「アベンジャーズ」の世界観を、映画を中心に約10年で作り、世界的に広げたマーベル。マーベルの次の展開として”世代交代”はファンの間でも噂され、それがいま動き出そうとしているのです。

■マーベル社長も期待、ヒーローの”世代交代”が今後のキーワード?

ケイトが所属するヒーローチームが活躍するコミック『ヤング・アベンジャーズ:スタイル>サブスタンス』 (C)2020 MARVEL

 マーベルコミックスでのケイト・ビショップというキャラクターは、裕福な家庭出身で、暴漢に襲われたのち格闘術を学び、その後アベンジャーズ解散の後に生まれた「ヤング・アベンジャーズ」というチームに参加。ホークアイの弓の技術を受け継ぎ、近接戦闘などを得意とする非能力者として活躍する人物です。ホークアイ不在のタイミングで「2代目」を名乗り、その後ホークアイが戻ってきてもパートナーや単独のヒーローとしてホークアイを名乗り活躍していきます。

 アメコミでは、「2代目」を名乗って先代ヒーローの名前や能力を継承するキャラクターは数多くいます。今後配信予定のドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でも、キャプテン・アメリカの名前の継承が描かれるといわれており、今後のアメコミ作品で「世代交代」が重要な要素として絡んでくるでしょう。

 また、ケイト・ビショップが所属する「ヤング・アベンジャーズ」もファンを中心に注目を集めています。コミックでは「元祖アベンジャーズが解散した後に突如現れた十代のヒーローチーム」という設定で誕生し、アベンジャーズの真似のような形で活動しますが、そこからヒーローチームとして成長していきます。今後さらに、チームに加わる新たなキャラクターが出てくるのではと言われています。

 マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長も、若いヒーローの参戦に前向きな姿勢を示しているので、新たな世代の活躍が今後増えて、ワクワクする展開が見られるかもしれません。

 例えば、2020年12月から「Disney+」で『ワンダ・ビジョン』の配信が決まっていますが、コミックスではワンダとヴィジョンの双子の子であるウィッカンとスピードがヤング・アベンジャーズに参戦という形をとるので、今年からさまざまな布石を打ってくる可能性は大いにあるでしょう。

 また、2021年に公開延期した映画『ブラック・ウィドウ』では、ナターシャ・ロマノフことブラック・ウィドウとともに、2代目ブラック・ウィドウが登場するという予測がされています。さらに、映画『アントマン&ワスプ』ではアントマンの娘キャシー・ラングが登場しますが、このキャラクターも原作コミックではヒーローとして活躍するので、多くのヒーローたちの「世代交代」は現実味を帯びてきています。

(大野なおと)

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