【漫画】「どうした？ 応答しろ」あるあるな場面集『死亡フラグ図鑑』単行本が話題！

■作者「この本で人生を長く生きる術を…」

　映画やドラマで「この人死ぬな……」と予想できる、いわゆる「死亡フラグ」が立った人が登場することがあります。突然回線が切れるトランシーバー越しの人、決戦前に暖かい家族の話をしてくれる人……そんな「あるある」な場面をマンガに描いた『死亡フラグ図鑑』がTwitterで反響を呼んでいます。

　この『死亡フラグ図鑑』がついに単行本となって2020年10月12日に発売されました。タイトルは『明日から使える死亡フラグ図鑑』。作者の茶んたさん（@Chanta_in_inari）にとって初めての単行本となりましたが、発売間もなくテレビ番組『スッキリ』『ノンストップ』で取り上げられるなど、大きな話題となっています。

　話題沸騰中の『死亡フラグ図鑑』について、作者の茶んたさんにお話を聞きました。

ーー2019年9月にTwitterで投稿を始めた『死亡フラグ図鑑』ですが、この作品を描き始めたきっかけを教えて下さい。

　よく映画やドラマを見ていて、そのなかでよくある展開があると気付き、それらをまとめて何らかの形にしたら面白いのではないかと思ったのがきっかけです。映画・マンガでのあるある集みたいな。

ーーこれまでにたくさんの『死亡フラグ図鑑』を投稿なさっていますが、特にお気に入りの作品はありますか？

『叫びながらマシンガンを乱射する人』が気に入っています。自分もパニックになったら同じ行動を取ってしまいそうで。

単行本『明日から使える死亡フラグ図鑑』発売中！（宝島社）

ーー単行本『明日から使える死亡フラグ図鑑』はTwitterの作品とは異なる内容になっているそうですが、そのあたりをご紹介いただけますか？

　絵と死亡フラグネタは自分が考えたものですが、それに映画ライターさんたちがコラムをつけてくれた内容になっています。Twitterで公開したものだけでなく、加筆や新規執筆もいろいろと行っており、100弱の死亡フラグを紹介しています。それだけでなく死亡フラグのフローチャートや死亡フラグにまつわるショートマンガを2本掲載しており、100パーセントぎっしり死亡フラグが詰まった内容になっています。

ーー単行本発売から間もないですが、早くも話題となっています。周囲の反応や茶んたさんのご感想などをお聞かせ下さい。

　通販サイトが発売日にすぐ売り切れになっていて、出版社さんも編集部も僕も驚いています。即日重版が決まり、とんとん拍子過ぎてちょっと怖いくらいです。でも初の単行本でこんなにも反応がもらえて、とてもうれしく思います。本については、テレビ放映で取り上げていただけることが多く、まだ手に入りにくいかもしれません。電子版の予約が開始していますので、ぜひ手に取ってもらえるとうれしいです。

ーーこれから『明日から使える死亡フラグ図鑑』を読む方へメッセージがあれば、お願いします。

　この本で少しでも今後人生を長く生きる術を知ってもらえればうれしいです。この本さえ読めば絶対に死ぬことはないです。わっはっは。

（マグミクス編集部）