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氷のようにクールなジャンプ作品キャラ7選。時には主役以上の人気も獲得?

マグミクス / 2020年11月11日 17時50分

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■「クールさ」の裏側にある意外な一面に惹きつけられる?

 多くの人気マンガを生み出している「週刊少年ジャンプ」でキーワードとなっているのは「友情」「努力」「勝利」という熱い言葉ですが、そんなジャンプ作品のなかで対照的に良いアクセントとなっているのが、冷静沈着でクールなキャラ。時に主人公たちのライバルや敵キャラとして立ちふさがり、違った視点や性格から主人公の成長を支える魅力的なキャラクターが多いです。

 今回は、『週刊少年ジャンプ』連載作品のなかから7人の「氷のようにクールなキャラ」を紹介します。

●冨岡義勇(鬼滅の刃)

 まずは、今一番熱いアニメ・マンガ『鬼滅の刃』に登場する柱のひとり、「水柱」の冨岡義勇。主人公・竈門炭治郎が初めて出会った鬼殺隊士であり、炭治郎のよき理解者でもある彼は冷静沈着で、十代にして“水の呼吸”を極めた天才剣士。普段から口数が少なく、その寡黙さもかっこよさのひとつですが、実際は「コミュニケーション下手」という弱点でもあります。

 時には言葉の足りなさから誤解を生んで仲間と口喧嘩になってしまったり、「みんなに嫌われている」と指摘されたりしますが、炭次郎をはじめ親しい関係の人物からは熱い信頼を得ているはず。くじけそうになる炭次郎に一喝した名シーンなど、クールでありながら鬼を退治することに対しては熱い想いが見え隠れするのも、魅力的なギャップです。

●轟焦凍(僕のヒーローアカデミア)

 アニメ5期の放送を2021年に控え、『鬼滅の刃』と同じく人気旋風を巻き起こしている『僕のヒーローアカデミア』では、炎と氷を巧みに操る能力を持つ、轟焦凍がクールなキャラとして外せない一人です。

 感情を表に出すことが少ない彼は、入学当初から周りのクラスメイトとほとんど会話を交わすこともなく、典型的な一匹狼という立ち位置でしたが、仲間と数々の困難を乗り越えていくたびに徐々に周りと打ち解けるようになっていきます。彼も周りの登場人物と同じく、熱い気持ちを持ってヒーローを志しているひとり。周りへのさりげない気遣いやちょっぴり天然な一面も、人気の理由になっているのかもしれません。

●跡部景吾(テニスの王子様)

 主人公・越前リョーマや手塚国光、不二周助などの天才キャラが熱い戦いを繰り広げる『テニスの王子様』ですが、対戦相手に一切の感情を悟らせず、クールなプレーを展開する氷帝学園の天才・跡部景吾は、氷のようなイメージにぴったりです。

 文字通り、自分の眼力を氷の柱に見立て、相手の死角を捕らえる「氷の世界」という技も持っており、自他ともに認める美技を決めた後の「俺様の美技に酔いな」という決めゼリフも彼の代名詞になっています。ナルシストで、跡部財閥の御曹司、帰国子女という背景からも、根っからのエリートの印象も強いですが、実は大変ストイックな性格で、英国時代に苦汁を舐めてきた過去をバネに這い上がってきたという、努力家な面もあります。

■冷徹さと戦いのカッコよさが読者を魅了

●日番谷冬獅郎(BLEACH)

 氷を使った技を巧みに繰り出して戦うクールな存在といえば、『BLEACH』の日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)も人気が高いキャラクターです。「死後の世界である尸魂界(ソウルソサエティ)の護衛」と、「現世での人間の魂魄(こんぱく)の保護」を目的とする護廷十三隊において十番隊隊長を務める彼は、史上最年少で隊長になった銀髪の天才児として描かれています。

 小柄な子供のような外見ですが、物事を冷静に見られる日番谷隊長は常識人的な立ち位置でもあり、作中ではツッコミ役に回ることもしばしば。戦闘時には巨大な翼を持つ氷の龍を身に纏い、背後に巨大な花のような氷の結晶が浮かぶ姿となる、死神の最終形態「卍解(ばんかい)」時の姿も人気です。

●うちはサスケ(NARUTO)

 世界80か国でアニメが放映され、日本国内にも増して、海外でも極めて人気が高い『NARUTO』では、主人公・ナルトの永遠のライバル的存在であるサスケが主人公とは対照的なクールなキャラとして支持されています。

 作品初期のころから無口で寡黙なキャラで、ナルトの目標的な存在として、ともに切磋琢磨していました。ストーリーが進むにつれてそのクールさもさらに顕著になり、物語のなかでは忍の世界の敵として立ちはだかるようになっていきます。

 そして、家族を失った復讐心によって里を抜けてからは目的のために仲間も犠牲にするような冷酷さも見せるようになっていきますが、「写輪眼」という特殊な眼を主な武器とした戦闘シーンのかっこよさ、クールな立ち振る舞いから、常に読者の人気を集めていたキャラです。

●雲雀恭弥(家庭教師ヒットマンREBORN!)

 主人公・沢田綱吉(ツナ)が通う並盛中学校の風紀委員長で、ツナがトップに立つマフィアグループ・ボンゴレ最強の守護者でもある雲雀恭弥は、集団で群れることを嫌う一匹狼タイプのクールキャラです。

 メインキャラのひとりでありながらほとんど共に行動することはないですが、ツナら味方のピンチには必ず駆けつけてくれ、何かと理由をつけて助けてくれるところが大変クールです。武器は鉤、玉鎖、棘、羽根など様々なモノが内蔵されている特製トンファー。制服の上着を背負ったまま、どんな強敵が相手でもほぼ表情を変えることなく、敵をなぎ倒していく姿はまさに最強。読者からも人気を集めており、主人公・ツナを抑えて人気投票で1位になることもあります。

●高杉晋助(銀魂)

 実写映画化でも話題になった人気作『銀魂』の高杉晋助は、武装集団・鬼兵隊を率いてテロを画策する危険人物でありながら主人公・坂田銀時のクールなライバル役のひとり。銀時や桂とは旧知の仲ですが、攘夷戦争後に袂を分かつことで、現在は対立する立場に。物語の裏で不気味に暗躍します。

 左目の眼帯、派手な着物、煙管という、ただ者ではないことを感じさせるルックス、そして世界を憎み、強い恨みと破壊衝動を持て余している言動は多くの人の心を惹きつけ、作中で高いカリスマ性を誇っているのはもちろん、読者にもどこか冷徹な印象を与え続けます。

 ちなみに実写映画のキャストは堂本剛さん。物々しい重い雰囲気とクールな雰囲気が見事に再現されています。

(ハヤサカコウキ)

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