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アニメ『呪術廻戦』第1クールの名シーン5選 後半に備えて振り返っておきたい!

マグミクス / 2021年1月8日 16時10分

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■『呪術廻戦』第2クールスタートに備えて前期の名シーンを振り返る

「週刊少年ジャンプ」で連載中のダークファンタジー作品『呪術廻戦』(原作:芥見下々)。絶賛放送中のTVアニメも第1話放送から3か月が経ち、第1クールが幕を閉じました。2021年1月15日(金)から第2クール「京都姉妹校交流会編」がスタートしますが……その前に第1クールの名シーン5選を振り返ります。

 第1クールだけでも、熱いバトルシーンや胸に突き刺さる人間ドラマが満載でした。名シーンを振り返って、物語が加速していく第2クールに備えましょう。

※本記事では、放送済のアニメ本編の内容を含みます。未視聴の方はご注意ください。

●虎杖の祖父の最後

 まずは1話から、主人公・虎杖悠仁(CV:榎木淳弥)にとって重要な意味を持ち続ける、祖父・倭助(CV:千葉繁)の最後のシーンです。親同然だった祖父は、短気で頑固者。唯一お見舞いにやってくる虎杖に対しても、ぶっきらぼうに振舞っていました。しかし死の間際には、「お前は強いから人を助けろ」「お前は大勢に囲まれて死ね。俺みたいになるなよ」と胸の内を語ります。

 虎杖は壮絶な呪術師の世界に足を踏み入れることになりますが、すべての始まりはこの祖父の言葉です。また、祖父の死をきっかけとして「正しい死」について考えこむようになりました。腕っぷしが強く元気な虎杖ですが、祖父を通して繊細な部分が描かれることで、共感できる主人公になっているのではないでしょうか。 

●特級呪霊との遭遇

 4話では、初めて特級呪霊とのバトルが行われます。少年院で虎杖・伏黒恵(CV:内田雄馬)・釘崎野薔薇(CV:瀬戸麻沙美)の3人が口論していたところ、突如、釘崎が地面に飲み込まれ空気が一変。気付かないうちに伏黒の玉犬もやられており、次の瞬間には特級呪霊がすぐ近くに。そしていきなり、虎杖の左手が切り落とされます。

 虎杖がひとり残って時間を稼ごうとしますが、まったく歯が立ちません。これまでのバトルでは活き活きとしていた虎杖が死に怯え、「俺は弱い」と言いながら号泣し始めてしまいます。3話のラストで、「記録」として「高専一年生3名が派遣され 内1名 死亡」という衝撃の予告がされていたこともあり、「主人公も関係なく普通に殺されるのか?」と思ってしまうほどの圧倒的絶望感です。

●領域展開「無量空処」

 7話では特級呪霊・漏瑚の襲撃を受け、「最強」を自負していた五条悟(CV:中村悠一)の実力が明らかになります。これまでの敵キャラのなかで一番強いはずの特級呪霊を、もてあそぶように圧倒する姿にはシビれました。

 そして最も興奮したシーンと言えば、やはり領域展開「無量空処」の発動でしょう。するすると目隠しを取って現れたのは、息を飲むほど綺麗な眼。瞬く間に宇宙を感じさせるような空間が広がり、理解が追い付かないほどスケールが違う強さなのだと実感します。その映像の美しさと世界観、五条先生の最強っぷりに圧倒されるシーンです。

■第1クール終盤 真人の登場で物語が加速

●七海健人の“時間外労働”

 10話、11話では、クセのあるキャラクターで存在感を放つ一級呪術師・七海健人(CV:津田健次郎)と、人間への恐れから生まれた特級呪霊・真人(CV:島崎信長 ※崎の字は立つ崎)が一騎打ち。子供っぽい真人との対比で、カチッとした七海の大人っぽさが際立つバトルです。
 
 相性の悪い相手に苦戦する七海は、戦闘中にも関わらずチラリと時計を確認し、「時間外労働」を宣言します。ネクタイを外しながら呪力をみなぎらせる姿は、まさに“リミッター解除”といった雰囲気。一級呪術師の底知れなさを感じる、ワクワクが止まらない演出です。冷静沈着な七海が、豪快に建物を破壊し、相打ち覚悟の攻撃を仕掛けるというギャップにやられた方も多いのではないでしょうか。

●吉野順平の最後

 12話では、母親を殺された吉野順平(CV:山谷祥生)が、自身をいじめた生徒を犯人だと思い込み、呪術によって学校を襲撃してしまいます。取り返しのつかない状況でも、虎杖は必死に説得を続け、ついに順平は改心。しかし、そこに現れた真人によって無理やり改造人間にされ、殺されてしまいます。

『呪術廻戦』のなかでは、「正しい死」について考えるシーンがたびたび登場します。順平にとって真人は「分かり合える仲間」だったのに、真人からは手駒としか思われていなかったというのは、あまりにも悲しい死に方でしょう。

 虎杖と順平は本当に気が合う友達同士で、平凡で幸せな日常が描かれていただけに、その最後はショッキングでした。視聴者も、そのあと激昂した虎杖と同じ気持ちになったのではないでしょうか。

* * *

 第2クール「京都姉妹校交流会編」では、京都校の新キャラクターの登場はもちろん、第1クールで成長を遂げたキャラクターたちがどのように活躍するのか、注目したいところです。

(古永家啓輔)

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