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声優アワード主演男優賞! 津田健次郎が演じるキャラクター3選

マグミクス / 2021年3月19日 7時10分

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■人気スポーツアニメの先輩キャラ2選! 『テニプリ』『Free!』

 2021年3月6日、「第十五回 声優アワード」の受賞者が発表されました。「声優アワード」は、その年度に最も印象に残る声優、作品の業績を称える、声優を対象とする本格的なアワード。そのなかで、見事「声優アワード主演男優賞」を受賞したのは、津田健次郎さんです。

 低音ボイスが魅力的な津田さんといえば、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役、『ゴールデンカムイ』の尾形百之助など印象的なキャラクターが多数存在します。また、2021年4月8日(木)よりNetflixで配信がスタートする注目作『極主夫道』の主人公・龍(たつ)の声を演じるのも津田さんです。

 本記事では、声優・津田健次郎さんが演じるキャラクターを3人ピックアップしてご紹介します。

●『テニスの王子様』乾貞治

 ひとりめは、『テニスの王子様』の乾貞治(いぬい・さだはる)。 「週刊少年ジャンプ」にて連載されていた同名のマンガ(著:許斐剛/集英社)が原作です。また、続編である『新テニスの王子様』は、「ジャンプスクエア」で連載されています。アニメは『テニスの王子様』が2001年10月~2005年3月に、『新テニスの王子様』が2012年1月~ 3月に放送されました。

 本作品の主人公は、アメリカ各州のJr大会で4連続優勝を果たした天才テニス少年・越前リョーマ(えちぜん・リョーマ/CV:皆川純子)。リョーマは帰国後、テニスの名門「青春学園中等部」(通称:青学)に入学します。そして全国制覇を目指すテニス部で、仲間たちとともに高みを目指し成長していく物語。

 津田健次郎さんが演じる乾貞治は、青学テニス部3年生。データテニスが得意な情報収集の鬼で、徹底した分析に基づいたテニスを行ないます。また、その冷静な分析力を活かし、マネージャーとして部員の管理も担当。一方、練習で負けたり走りが遅かったりした生徒に自作の激マズドリンク(通称:乾汁)を飲ませるなど、ただの冷静な強キャラでは終わらないのも乾の魅力。そんな乾の、怪しさを含む分析キャラという特徴に、津田さんの低く強さのある、それでいて謎めいた声色がぴったりとはまっています。

●『Free!』御子柴清十郎

『Free!』御子柴清十郎役 画像は『Free! -Dive to the Future-』DVD2(ポニーキャニオン) (C)おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶町後援会

 ふたりめは、『Free!』の御子柴清十郎(みこしば・せいじゅうろう)。KAエスマ文庫として刊行されているライトノベル『ハイ☆スピード!』(著:おおじこうじ/京都アニメーション)が原作となっています。アニメは第1期である『Free!』が2013年7月~9月に、第2期である『Free! -Eternal Summer-』が2014年7月~9月に、 第3期である『Free! -Dive to the Future-』が2018年7月~9月に放送されました。

 本作品の主人公は、競泳の才能はあるのにタイムや勝敗に興味の持てずにいた高校生男子(3期では大学生)・七瀬遙(ななせ・はるか/CV:島崎信長 ※崎の字は立つ崎)。水が好きすぎて朝から水着で水風呂に入ったり、下着の代わりに水着を着ていたりと異様なまでに水に飢えています。そんな遙、遥の幼なじみで親友の橘真琴(たちばな・まこと/CV:鈴木達央)、スイミングクラブでふたりの後輩だった葉月渚(はづき・なぎさ/CV:代永翼)は、ある日そのスイミングクラブが取り壊されると知り、タイムカプセルを掘り起こすために侵入します。そこでかつてのライバルだった松岡凛(まつおか・りん/CV:宮野真守)に再会しますが、彼は以前とは別人のような冷たい態度で――。ここから、彼らの競泳を巡る物語が再び動き出します。

 津田健次郎さんが演じる御子柴清十郎は、凛が所属する鮫柄学園水泳部の部長。登場早々、凛の妹・松岡江に一目ぼれして「君、かわいいね」と声をかけるなど惚れっぽい一面もありますが、普段は硬派で、特に水泳のこととなるとほかの部員を圧倒する熱い情熱を見せつけます。また、水泳部のことを真剣に考えており、凛の心のうちを見透かすなど部員のこともしっかり見ています。そんな御子柴の熱さと人を見る判断力、思慮深さを、津田さんの芯がありながらやわらかさも感じさせる声色が見事に引き出しています。

■異世界でも大活躍!? 見た目は魔王、中身はサラリーマンな転生キャラクター

●『魔王様、リトライ!』 九内伯斗〈大野晶〉

『魔王様、リトライ!』九内伯斗役 (C)神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会

 最後は『魔王様、リトライ!』の九内伯斗〈大野晶〉(くない・はくと/おおの・あきら)。小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されている同名の小説が原作で、モンスター文庫として単行本化(著:神埼黒音、イラスト:飯野まこと/双葉社)。その後Mノベルス(双葉社)より新装版も刊行されています。アニメは2019年7月~9月に放送されました。

 本作品の主人公は、オンラインゲーム「INFINITY GAME」の運営管理者・大野晶。ゲームの最終日にゲームデータを削除していましたが、気付いたらゲーム内の魔王・九内伯斗として異世界の森にいました。九内は、そこでモンスターに襲われていた少女・アク(CV:高尾奏音)を助け、ここからこの世界のことを知るべくふたりで旅に出ます。

 津田健次郎さんが演じる九内は、元々は30代の一般的な社会人であり、普通の人間。しかし九内の口調がキザで皮肉屋、しかも45歳の魔王という設定であったため、大野としての自分とのギャップ、能力や世界観の差に戸惑う場面も。それでもアクを始めとした周囲の人たちから次々と信頼を得ていく九内。彼のメンタルと演技力には脱帽です。そしてそれを演じている津田さんの低音ハスキーボイスもまた、「魔王」という肩書がぴったりな威厳を感じる声色。この役がここまでハマる声もなかなかないのではないでしょうか。

* * *

 ほかにも『はたらく細胞BLACK』のナレーションなど、さまざまな場面で活躍中の津田健次郎さん。声優アワード主演男優賞で、今後ますます活躍の場が増えていくこと間違いなしです。次はどんなキャラクターを見せてくれるのか、楽しみですね!

(月乃雫)

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