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『鬼滅の刃』おもしろチョイセリフ5選 たったひと言が、じわじわくる!

マグミクス / 2021年5月3日 7時10分

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■『鬼滅の刃』の過酷なストーリーをなごませる、おもしろセリフ

「家族を殺した鬼を討ち、妹を人間に戻す」。『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎は過酷な運命に立ち向かいます。全編を通じてシリアスなストーリーですが、全23巻という長い物語のなかには、息抜きともいえる楽しいセリフがあります。そんな思わずフフッとなるセリフを5つ集めました。

●愈史郎「冗談です!!」

 浅草で、炭治郎は珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)に出会います。ともに鬼舞辻無惨と戦うものとして協力しようと話している時、矢琶羽(やはば)と朱紗丸(すさまる)のふたりの鬼が襲ってきました。

 炭治郎が応戦するも、苦戦。愈史郎は視覚を共有する血鬼術を使ってやり、炭治郎をフォローします。しかし共闘するのかと思いきや、愈史郎は珠世に向かって「珠世様!! あいつらを囮にして逃げましょう!」と言い切ります。

 さすがにドン引きした珠世の顔を見て、愈史郎は手のひらを返しました。

「冗談です!!」

 愈史郎の「珠世が一番」という価値観がよく分かるシーンです。それにしても、前言撤回っぷりが潔すぎて笑えてきますね。

●鉄穴森鋼蔵「ないわー」

 このセリフはアニメ版オリジナル。那田蜘蛛山で刀を折ってしまった伊之助に、刀鍛冶・鉄穴森鋼蔵(かなもり・こうぞう)が新しく作り直した刀を持ってきてくれました。

 鉄穴森さんは穏やかに「握り心地はどうでしょうか」と聞いてくれたのですが、伊之助は刀を石で叩いて刃の部分をギザギザにしてしまいます。

 これを見た鉄穴森さんは「ぶっ殺してやるこの糞餓鬼!!」と激怒。

 原作ではここまでですが、アニメ版では伊之助がもう1本の刀も石で刃こぼれさせてしまいます。これを見た鉄穴森さんがアニメで言ったセリフは次のようなものでした。
 
「てんめえ! もういかしておけねえ! おのれなんじゃこりゃ!」

 そのまま、場面が変わって炭治郎が謝っているところと、怒りながら帰る刀鍛冶の姿が映し出されます。

「ないわー あいつないわー 刀を? 石で? ないわー」

 怒りすぎたのか、妙に平坦ないい方が耳に残るコミカルさでした。

 続いて、まだアニメ化されていない『遊郭編』以降に登場するセリフを紹介します。原作マンガを未読の方はご了承のうえ、お読み下さい。

■鬼もポロッとグチをこぼす…

●宇髄天元「まずは俺を崇め讃えろ」

 遊郭の地下で上弦の陸・堕姫(だき)に捕まっていた妻のまきを、須磨(すま)と、伊之助や善逸を助けた時に音柱・宇髄天元が言ったセリフです。妻たちをねぎらうマイペースな天元に、伊之助はキレ気味で地下の穴から鬼が逃げたと怒鳴ります。しかし天元の返答はこうでした。

「まずは俺を崇め讃えろ 話はそれからだ」

 鬼を追うよりも、天元を崇め讃えるのが先!? しかし、まきをが「早く追わないと被害が拡大しますよ」と言うと、あっさり態度を変えて「野郎ども追うぞ」と走り出しました。

 伊之助より妻が大事という、天元のはっきりした価値観が分かる愉快な場面です。

●鳴女「早く帰って」

 このセリフは単行本第12巻のおまけページに描かれているもの。無限城に集まった上弦の鬼たちに対して、琵琶の鬼・鳴女(なきめ)が内心考えていたセリフです。

 上弦の陸である堕姫と妓夫太郎(ぎゅうたろう)が倒され、上弦の鬼たちは鬼舞辻無惨から無限城に呼び出されます。用件は「早く産屋敷一族を始末して、青い彼岸花を見つけろ」というもの。

 そうでなかったら殺すというニュアンスも含んだ無惨の怒りに、上弦の鬼たちは頭を下げます。そのなかで、上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)はいい話があると告げ、無惨から作戦実行の許可をとります。

 出かけようとした玉壺に、上弦の弐・童磨(どうま)ははしゃぎ、自分も行きたいと言い出しました。それを見た上弦の参・猗窩座(あかざ)は怒り、童磨の頭を半分に砕きます。

 無惨が去った後に続く、鬼同士の無意味なじゃれ合い。この後のおまけページで鳴女は「早く帰ってくんないかな」と考えています。

 無限城を作っているのは鳴女の能力ですから、中で騒動を起こされると面倒なのでしょう。あまり言葉を発することがない鳴女のグチに、おかしさがこみ上げます。

●村田「冨岡アリガトー」

 単行本第21巻のおまけページにある言葉です。

 鬼殺隊の村田と冨岡義勇は同じ選別試験を生き残っています。村田いわく「すごい差がついたけど同期」。柱になった冨岡は自分のことなど忘れていただろうと思っていた村田でしたが、ちゃんと覚えていてもらえたのです。

 泣きながら「名前覚えててくれてー ウレシカッター」と村田は続けています。

 終盤の決戦の時ながら、自分を覚えていてくれてうれしかったというピュアな村田の思いに、ほのぼのした気持ちになります。

(マグミクス編集部)

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