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『こち亀』中川の愛車遍歴と大原部長の貴重名車。もし現在も連載が続いていたら…?

マグミクス / 2021年5月27日 18時10分

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■値上がり必至? 両津が飛びつきそうな希少車たち

 国民的マンガ『こちら亀有公園前派出所』の主役・両津勘吉は、これまで“金銭欲”を原動力にさまざまな儲け話に飛びついてきました。もし今も連載が続いていたら、自動車業界に目をつけていたに違いありません。

 先日の「中国・上海モーターショー」でも、トヨタの「bZ4X」はじめ、各メーカーがこぞって新型EV車を発表していましたが、まさに大変革にある自動車業界。こうした潮流を受け、今のうちに内燃機エンジン車を手に入れておこうと考える人も多いようで、例えば「スバルWRX STI TYPE RA-R」「三菱ランサーエボリューションXファイナルエディション」「日産GT-R」など、一部の希少車はプレミアム価格になっています。

 なかには数百万単位で高騰しているクルマもあるそうです。こんな情報を両津勘吉がキャッチしたら、あらゆる手段を使って希少車をかき集め、悪知恵を総動員して1円でも高く売るため奮闘しまくることでしょう(最後は大損して終わるはずですが)。

 それにしても、クルマの価値や人気というのは驚くほど様変わりするものです。所有する愛車が約5000台とされる中川圭一は、当初、ランボルギーニを愛車にしていましたが、その後、フェラーリ派に転身。伝説の名車として広く知られる「F40」も登場します。

 ちなみに、昭和50年代に起きた「スーパーカーブーム」では、「ランボルギーニ カウンタック」が大人気。中でも黒のボディーカラーに白のラインが入ったLP500は、赤いボディのLP400より一段上の扱いでした。しかし、バブル期には高級スポーツカーの頂点の座をすっかりフェラーリに奪われる……という世相の変化も、中川の愛車遍歴に反映されているようです。

■今も連載中なら、中川圭一の愛車は…?

ポルシェのEVスポーツカー「タイカン」。もし連載が続いていたら中川が所有していたかも…?(画像:ポルシェ)

 その後も『こち亀』には、マクラーレン、ブガッティなど、フェラーリ以外の高級外車が時代に合わせるように次々と登場していっただけに、気になるのはやはり「今も連載中なら中川はどんな愛車を選んでいたのか?」という点です。最先端のEV車? クラシックな大排気量エンジン車? 量産化に成功した水素のクルマ? それとも、コロナ禍に適した走るオフィスのような高級キャンピングカーでしょうか……?

 考え始めると止まらないくらい、いろんな車が思い浮かんできます。なにせ、購入資金は青天井。天下の中川財閥なので「高いから買えない」と諦める必要がないのです。でも、数ある最新高級車のなかで大本命となりそうなのが「ポルシェ タイカン」でしょう。タイカンはポルシェ初のEVスポーツカーで、0-100km/h加速はわずか2.8秒という性能もさることながら、美しいボディラインはまさに中川の愛車にふさわしいものとなっています(ポルシェジャパン株式会社の社長、ミヒャエル・キルシュさんも乗っているそうです)。

 ちなみに「タイカンターボS」の車両価格は24,541,000円とかなり高額ですが、それより数倍高そうなクルマを所有していたのが、意外にも中川や両津の上司、大原部長です。部長の愛車は「トヨタ2000GT」。幻の名車と称される2000GTは、DOHCエンジンを搭載し、4輪ディスクブレーキも装備したスポーツカーで、1967年から1970年まで生産されました。

 その販売台数の少なさからプレミア価格がつき、オークションでは1億円以上で落札されたこともあるほどです。もちろん大原部長は両津とは違って、値上がりが目的ではなくレストア車やクラシック車が好きという理由から購入したようですが、もしかしたら将来、電動化されたEV版のトヨタ2000GTが発売される日が来るかもしれません。その時が来たら、きっと多くの方が『こちら亀有公園前派出所』を思い出すことでしょう。

(遠藤昇輝)

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