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“戦闘機乗り”で大ブレイクした男性声優3選 知名度も急上昇!

マグミクス / 2021年6月16日 11時50分

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■担当声優も人気急上昇! 空高く舞う「戦闘機乗り」

「戦闘機乗り」といえば、誰を思い浮かべますか? 命を懸けて戦う「戦闘機乗り」キャラは、そのかっこよさから老若男女問わず人気を誇っています。その人気もあってか、「戦闘機乗り」を演じたことで、知名度が急上昇した声優も。戦闘機乗りの役でブレイクした声優とその作品を、3組ご紹介します。SNSでも「今後ブレイクするだろうと確信した」「一気にブレイクした感じ」と評判です。

●中村悠一(『マクロスF』)

 中村悠一(なかむら・ゆういち)さんは、2008年4月から放送された『マクロスF(フロンティア)』でブレイクしました。中村さんが声を担当した早乙女アルト(さおとめ・あると)は、本作の主人公です。民間軍事プロバイダー「S.M.S」の一員として可変戦闘機・バルキリーに乗り、謎の地球外生命体・バジュラと戦います。

【作品のあらすじ】
 西暦2059年。巨大な異星人との戦いで滅亡の危機に瀕していた人類は、銀河の各方面へ旅立ち、宇宙船で暮らしていました。25番目の宇宙船・超長距離移民船団「マクロス・フロンティア」には、1000万人以上の人類が居住。人々は地球上と変わらない環境で暮らしていました。ある日、人気シンガーのシェリル・ノーム(CV:遠藤綾)が、コンサートのためにマクロス・フロンティアに来艦します。パイロット養成コースの高校生・アルトと、シェリルに憧れる高校生、ランカ・リー(CV:中島愛)もそれぞれの目的でコンサートに参加。偶然の出会いが起こったのもつかの間、コンサート中に未知の宇宙生物・バジュラが艦を襲いーー?

 中村さん演じるアルトは、歌舞伎の名門・早乙女一門に生まれた美青年。天才的な女形(おやま)として期待されていましたが、空への憧れを捨てきれず家を出ています。その美貌と才能、要所要所で見せる男らしさに中村さんの美声が合わさり、中村さんの知名度を一気に上げました。中村さんは2007年にも『おおきく振りかぶって』阿部隆也(あべ・たかや)役、『CLANNAD-クラナド-』岡崎朋也(おかざき・ともや)役、『機動戦士ガンダム00』グラハム・エーカー役などを好演。本作でのブレイクにつながりました。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」などで見ることができます。

●石川界人(『翠星のガルガンティア』)

『翠星のガルガンティア』キービジュアル (C)オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会

 石川界人(いしかわ・かいと)さんは、2013年4月から放送された『翠星のガルガンティア』でブレイクしました。石川さんが声を担当したレドは、本作の主人公です。人類銀河同盟軍の少尉として異形の生命体・ヒディアーズと戦うレドは、AIを搭載している人型戦闘機・チェインバー(CV:杉田智和)に乗っています。

【作品のあらすじ】
 遠い未来、人類は異形の生命体・ヒディアーズと生き残りをかけた戦いを続けていました。ある日、人型戦闘機・チェインバーとともに戦っていた少年兵・レドは、撤退途中にワープ事故に巻き込まれます。時空のひずみへと飲み込まれたレドは、いつの間にか見知らぬ格納庫に横たわっていました。そこは、忘れられた辺境の惑星・地球だったのです。地球で生きるため、巨大な船団を組み合わせて作られた「ガルガンティア」では、未知の言語を用いる人々が暮らしていました。チェインバーから降りたレドは、ガルガンティアの少女・エイミー(CV:金元寿子)と出会いーー?

 石川さん演じるレドは、人生のほとんどをヒディアーズとの戦いに費やしてきた少年兵です。そのためか極めて生真面目なレドは、活き活きと生活するエイミーたちとの交流により、生きる目的を見出していきます。本作が初主演の石川さんは、レドが異国語を少しずつ習得していく様子や苦悩して叫ぶ場面を見事に演じ、アニメ界で注目されるようになりました。翌2014年には『ハイキュー!!』影山飛雄(かげやま・とびお)役を好演し、第8回声優アワードで新人男優賞を受賞。2018年には戦闘機乗りの『宇宙戦艦ティラミス』スバル・イチノセ役を演じ、現在も数々の話題作に出演しています。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●神谷浩史(『機動戦士ガンダム00』)

『機動戦士ガンダム00』画像はセカンドシーズンDVD Vol.4(バンダイビジュアル)

 神谷浩史(かみや・ひろし)さんは、2007年10月から放送された『機動戦士ガンダム00』でブレイクしました。神谷さんが声を担当したティエリア・アーデは、ガンダムマイスターのうちのひとりです。私設武装組織「ソレスタルビーイング」の一員として、ガンダムヴァーチェをはじめとしたモビルスーツに搭乗。戦争をなくすため、マイスターたちと全ての戦争行為に武力介入していきます。

【作品のあらすじ】
 西暦2307年、エネルギー源として利用されてきた化石燃料は、枯渇していました。人類は化石燃料に代わる「3本の巨大軌道エレベーター」と「大規模太陽光発電システム」を手に入れたものの、全ての国がその恩恵を受けられるわけではありません。巨大軌道エレベーターを所有する「ユニオン」「人類革新連盟」「AEU」の3大国軍も、戦いを続けていました。そんなある日、「武力による戦争の根絶」を掲げる私設武装組織「ソレスタルビーイング」が、ガンダムとともに現れ――?

 神谷さん演じるティエリアは、中性的な美貌とミステリアスな人物像が特徴です。ガンダムマイスターとしての戦いを通じ、「自分は何者なのか」を考え内面を大きく成長させていきます。子供の頃から「ガンダムに乗ることが夢だった」という神谷さんは、どこか無機質ながら葛藤することもあるティエリアをクールに好演。本作と『さよなら絶望先生』糸色望(いとしき・のぞむ)役の演技を買われ、翌2008年には第2回声優アワードでサブキャラクター男優賞を受賞しています。以降の人気はもちろんのこと、『マクロスF』ミハエル・ブラン役や『機動戦士ガンダムAGE』ゼハート・ガレット役など、数々の戦闘機乗りを演じています。

* * *

 時に熱く、時にクールに心情を演じる「戦闘機乗り声優」たち。その力量を買われ、他の作品でもそれぞれ戦闘機乗りを演じています。ブレイク後もアニメ界に欠かせない存在として活躍する彼らから、目が離せません。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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